花遊び 山遊び

花を愛し、山を恋し、日々自然と遊ぶ。遊んだ事を記憶だけにとどめず、ブログとして記す。
発信元  流れ星☆彡

花散策《徳島県/東尾・出羽 Ⅰ》

2008-06-03 | 2008年花散策
山野草
6月1日に歩く
ジンリョウユリの咲くここ東尾と出羽地区は蛇紋岩の土地なので固有種も多い。それに自然に恵まれ(過ぎて動物が多く食害にあうわけだが)沢山の花を見ることが出来た。名前を順次調べているのだが属する科が不明だと探しようがなく苦労しています。今日、わかった分だけを見ていただきます。
  
紅の色が濃くてかなり山のなかでは目立ちました。
  
「ベニバナコツクバネウツギ」色が飛んではっきりしていませんがこんなに咲いていると自宅庭に植えてみたい木ですね。今で見たことがなかったウツギです。
      
ウツギはこの季節何処にでもあり白い色で山道を照らし、ずっと目を楽しませてくれる花木。これはやや盛りを過ぎていますが雰囲気が優しかった・・「マルバウツギ」
  
花にも早生・晩生があるのでこれは晩生ですね~~。目を引く美しさ。
  
「イワマツ」岩などの土があまりなさそうなところに生えそれでも育つ生命力お旺盛な元気もの。石垣にびっしりついていました。
自宅の庭の片隅の小さな鉢にありますが、よく水遣りを忘れ「枯らしたかなあ?」と思いつつも水をやると又元気に育っている。
  
「ハナイカダ」この前の皿が峰のは雄花だったがこれは雌花なので実が付いている。
  
「ヤマアジサイ」先のほうにかすかに赤みがさしている。これが1週間もすれば驚くほど綺麗になるのよね~~。でもここはネットの中なので入れない。誰にも見られずにこの山の中でひっそりと咲く。土質の関係で特に赤くなりそうな気配がする。見てみたい。
      
「アオテンナンショウ」全身緑の色をまとい立つ姿は緑の多い中では目立たない。特異な形はしているけれども・・。他のテンナンショウは気持ちが悪いと思う人が多いだろうがこれは大丈夫ではないかな。
 
「コナスビ」良く見かける花だがここは一面あったので驚いた。・・群生といっていい状態。なかなか整った形をしているのに気が付いた。普段は「コナスビか~~」と言って通り過ぎるだけで写したのは初めてです。一つでは弱くても沢山あると強くなるという事ですね。
ちょっと変わった名前の由来は花後の実がなんとなくナスに似ているからですが、それほど似ているとも思われません。5ミリほどの小さい実ですので見かけたら観察して下さい。科を調べて驚きました。サクラソウ科でした。
        
マツは珍しくもなんともない。けれども「ド 根性マツ」は珍しい。ガードレールのポールの下で舗装され、土もなかろうに育っていた。

何を悩んでいるのでしょうかね。多分「この花の名前・・・???」同行した方が写してくれるこんな姿はとてもありがたいです。モチモチさんありがとう~~

両側のネットのお陰でジンリョウユリが守られています。でも、ネットを張りすぎて全面を覆うと受粉できなくて生育に支障が出ると守っている方が言っていました。
  
   


 
コメント (6)
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