股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

500ページの夢の束

2019年05月21日 22時26分14秒 | 映画評論カ行
製作年:2017年
製作国:アメリカ
日本公開:2018年9月7日
監督:ベン・リューイン
出演:ダコタ・ファニング,トニ・コレット,アリス・イヴ,リヴァー・アレクサンダー
OFFICIAL SITE

『スター・トレック』について並外れた知識を持つ自閉症のウェンディ(ダコタ・ファニング)は、自分なりの『スター・トレック』の脚本を書くことが趣味だった。ある日、『スター・トレック』脚本コンテストの開催を知り脚本を書き上げるが、郵送だと締め切りを過ぎてしまうことに気付く。彼女は500ページの脚本を届けるため、愛犬と一緒にハリウッドを目指す旅に出る。
『リリィ、はちみつ色の秘密』などのダコタ・ファニングが主演を務めたハートフルストーリー。自閉症の少女が、脚本コンテストに参加するためハリウッドに向かう。共演は『リトル・ミス・サンシャイン』などのトニ・コレット、『スター・トレック イントゥ・ダークネス』などのアリス・イヴら。『セッションズ』などのベン・リューインがメガホンを取った。

自閉症の少女が脚本コンテストに参加するために旅に出るお話。天才少女だったダコタ・ファニングちゃんの演技力の高さに「良い女優さんになったなぁ」としみじみ。自閉症という難しい役を見事に演じ切っていました。なかなか周囲に理解されない自閉症のウェンディ。コミュニケーションが苦手だったり、こだわりがあったり、特定の分野に長けていたり。1人でロサンゼルスへ向かう旅の中で彼女は人間の様々な冷たさや温かさを学びます。それでも「スタートレック」の脚本コンテストのために懸命に目指す姿がとても素敵でした。観ていて気持ちが明るくなるようなお話でした♪大事なのは結果じゃない。一歩踏み出すことの大切さを学びました。
ただ、交通事故のその後、優しいおばあちゃんはどうなったのかが描かれていなかったり、パラマウント社の投函口に放り込んだ消印無しのウェンディの脚本を捜せなかったり、ちょっと気になるところはありますが、素敵なロードムービーでした♪チワワ可愛い!

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする