股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

タリーと私の秘密の時間

2019年05月02日 15時11分17秒 | 映画評論タ行
製作年:2018年
製作国:アメリカ
日本公開:2018年8月17日公開
監督:ジェイソン・ライトマン
出演:シャーリーズ・セロン,マッケンジー・デイヴィス,マーク・デュプラス
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マーロ(シャーリーズ・セロン)は大きなお腹を抱え、娘サラ(リア・フランクランド)と息子ジョナ(アッシャー・マイルズ・フォーリカ)の世話に追われていた。聞き分けのいいサラと違い、落ち着きがないジョナのおかげでマーロは何度も小学校から呼び出される。夫ドリュー(ロン・リヴィングストン)は優しいが、家のことはマーロ一人に任されていた。
『ヤング≒アダルト』のジェイソン・ライトマン監督と脚本のディアブロ・コディ、オスカー女優シャーリーズ・セロンが再び組んだ人間ドラマ。3人目の子供が誕生して心も体も限界に達したヒロインが、ベビーシッターとの交流を通して復活する姿を描く。魅力的なシッターを『ブレードランナー 2049』などのマッケンジー・デイヴィスが好演している。

育児ノイローゼになった母親と、ベビーシッターとの交流を描いた本作。一生懸命に育児をして家事をして完璧な母親でいようとしたマーロはいつしか心身ともに疲れ切っていた。そんな彼女の前に現れたのがベビーシッターのタリー。仕事を完璧にこなしてくれるタリーの存在は、マーロにとってただのベビーシッターだけでなく何でも相談できる親友のような存在になっていきます。マーロが徐々に元気になっていき、一方でタリーの正体も明らかになっていきます。完璧な人間なんていない。子育てだってそう。正解なんてないけど、それでも100点満点の事をしようと頑張ってしまうから疲れたり悩んだりするのだろう。育児中のお母さんが観たら誰もが共感できる映画だと思いました。もちろん男性が観ても学べることが多いと思います。男性の自分からしたら夫の行動も分からなくもないのです。結末は切なくもありましたが優しい素敵な終わり方でした♪
体重を18kgも増量して撮影に臨んだシャーリーズ・セロンの女優魂には驚かされました!劇中での、だらしない体型を堂々と披露しています。さすが大女優!

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
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