股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ミュウツーの逆襲 EVOLUTION

2020年02月06日 16時26分07秒 | 映画評論マ行

製作年:2019年
製作国:日本
日本公開:2019年7月12日
監督:湯山邦彦,榊原幹典
声の出演:松本梨香,大谷育江,市村正親,小林幸子,山寺宏一
ポケモン映画公式サイト「劇場版ポケットモンスター ココ」

幻のポケモン・ミュウは、「清らかな心と、会いたいと強く願う気持ち」を持つ冒険者の前にだけ現れるという。一方、最強のポケモンを作りたいという人間のエゴのためにミュウの化石から作られたミュウツーは、最強の兵器としての実験を繰り返される。自分を作り出した人間への憎悪を蓄積してきたミュウツーは、人類への逆襲を決意する。
1998年に公開されたポケモン映画シリーズの第1作『劇場版ポケットモンスター/ミュウツーの逆襲』を、フル3DCG映像でリメイクしたアニメーション。伝説のポケモン・ミュウツーが、自分を生み出した人間に逆襲する。第1作を手掛けた湯山邦彦が『ルドルフとイッパイアッテナ』で組んだ榊原幹典と共同で監督を務める。ボイスキャストは松本梨香、大谷育江、林原めぐみらおなじみのメンバーに加え、第1作でミュウツーの声を担当した市村正親が再び参加する。

1998年に公開されたポケモン映画シリーズの第1作『劇場版ポケットモンスター/ミュウツーの逆襲』を、フル3DCG映像でリメイクしたアニメーション。1998年のほうは公開時に親と一緒に映画館に2回も足を運んだ記憶があります。当時は子供だったので“良い映画だったなぁ”としか思っていませんでしたが、大人になってフル3DCGとして再び観るとこの映画は当時のアニメとしては珍しいほど深いメッセージが込められていることに気付かされました。結末は知っているので目新しさは無いものの懐かしい気持ちにもなりました。本物と偽物を戦わせてどちらが正しいか、強いのかを決めようとするミュウツー。そんなミュウツーもサトシやピカチュウの想いを知り、ポケモンとして生きるとはどういう事なのかを知ります。本物でも偽物でもそんなことはどっちだっていい。みんな命があって生きてるのだから。これって人間社会でも言えること。自分とは違う考えを持っているだけで、“普通じゃない”とか“おかしい”と平気で差別や偏見を持ってしまう。大人になってやっとミュウツーの気持ちが理解できました。周囲の者を自分のものにしようしたり、自分の居場所を強引に作ろうとするあまり、暴力で相手をねじ伏せたり傷付けてしまう。ピカチュウがほっぺたを叩き合う理由がやっとわかった気がします。
やっぱりポケモンと言えば初期の151匹が良いですね!というか151匹しか知りません(笑)リメイクなのでストーリー展開は一緒でしたが、絵的には昔のほうが良かったかなと思います。もちろん映像は綺麗でしたが、僕が知ってるサトシたちの顔じゃなかった…。全体的に意外とあっさりした映画だったんだなと思いましたが、大人になって観ても「やっぱり良い映画だな」と感じます。ピカチュウのなつやすみも観たかったなぁ

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
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