股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ニンフォマニアック Vol.1

2015年04月24日 13時43分29秒 | 映画評論ナ行
製作年:2013年
製作国:デンマーク/ドイツ/フランス/ベルギー/イギリス
日本公開:2014年10月11日
監督:ラース・フォン・トリアー
出演:シャルロット・ゲンズブール,ステラン・スカルスガルド,ステイシー・マーティン,シャイア・ラブーフ
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幼少時から自分の性器を意識していたジョーは、15歳の時にバイク好きの青年ジェロームに処女を奪われる。2年後、彼女は幼なじみのBと共に挑発的な服装で列車に乗り込んでは、男性を誘惑しては関係を持つゲームに興じるなど、過激で奔放な高校生活を送る。やがて印刷会社に就職したジョーは、そこでジェロームと再会。彼に恋心を抱くがほかの女性に奪われ、その反動から無数の男と体を重ねていくように…。
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』、『メランコリア』などの鬼才、ラース・フォン・トリアーがセックスを題材にして放つ2部作ドラマの前編。幼少時代から性に執着し、さまざまな男たちと体を重ねてきた女性の思春期から20代までの遍歴がつづられていく。ヒロインにふんする『アンチクライスト』などのシャルロット・ゲンズブールを筆頭に、ステラン・スカルスガルド、シャイア・ラブーフ、ユマ・サーマンといった豪華な顔ぶれが集結。実力派である彼らが繰り出すストーリー展開はもちろん、物議を醸した過激なセックス描写にも目を奪われる。

鬼才ラース・フォン・トリアーがセックスを題材にして放つ2部作ドラマの前編。ある1人の女性の“性”に関わる人生を描いています。路地に倒れていたジョーを助けたセリグマン。ジョーは過去の性体験をセリグマンに赤裸々に語り始めるのです。1作目では1章から5章までが描かれています。エロ満載の過激なモノかと思っていましたが、そこまで過激なほどでもなく海外のポルノ映画って感じ…。まぁモザイクがかかっているのでリアリティに欠けるのが残念ですが、アート的な映画という印象を受けました。性器が画面いっぱいに映し出されるのは衝撃的(笑)ただし、モザイクを入れるほどのいやらしさはありませんでした。ジョーの性に対する興味と執着心は相当なものだと感じます。この作品は“愛”や“性”を考えるための映画なのだと思いますが、観終わったあとで何か思うかと言われると特に何も残らない。エロい女と、アホな男たちの話です。それよりもジョーとセリグマンの掛け合いが面白いです。物語はVol.2に続いているので、後編次第ですね。
若い頃のジョー役のステイシー・マーティンの脱ぎっぷりは凄い!!

この作品の評価・・・・★★★★☆☆☆☆☆☆
コメント
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