股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

泣く男

2015年04月12日 14時43分45秒 | 映画評論ナ行
製作年:2014年
製作国:韓国
日本公開:2014年10月18日
監督:イ・ジョンボム
出演:チャン・ドンゴン,キム・ミニ,キム・ヒウォン,ブライアン・ティー,キム・ジュンソン
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悲しい過去を持つゴンは、中国系マフィアの殺し屋として暗躍していた。すご腕のプロとして名をはせた彼だったが、ある晩、任務遂行中に無関係の幼い少女ユミの命を奪うという大きなミスを犯す。彼は取り返しのつかないことをしたと行方をくらますが…。
『アジョシ』などのイ・ジョンボム監督が、『ブラザーフッド』などの韓国を代表するスター、チャン・ドンゴンを主演に迎えた衝撃のアクションドラマ。クールな殺し屋が少女の命を奪ったことをきっかけに、次第に人間的な感情に目覚めていく悲痛な葛藤を本格的アクションと共に描き切る。『恋愛の温度』などのキム・ミニが、殺された少女の母親を熱演。孤独な主人公が贖罪のために選んだ壮絶な死闘はもとより、彼の揺れ動く感情が胸を締め付ける。

少女の命を奪ってしまったことをキッカケに、苦悩の日々を送る殺し屋の男の物語。銃を使ったアクションシーンはリアル過ぎて恐怖を感じるほどの出来でした。いまの韓国映画はハリウッドに負けないくらいのアクションシーンを作れる技術がある!ただし、主人公のゴンの行動がたまによく理解できない点があったので、そこがマイナス。片っ端から人を殺してる男が、少女1人誤って殺したくらいであんなに落ち込むのかな…。まぁ彼自身も過去にトラウマを抱えているので何とも言えませんが。もっとゴンが抱える“過去”と“現在”の苦悩を重ねることが出来たら全体的に良くなったと思います。「泣く男」というタイトルも内容と合っていない気が…。なぜにこのタイトルにした?しかしながら最後まで見応えは十分にありました。ラストの結末も切ない…。

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆
コメント
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