股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

欲望のバージニア

2013年06月22日 11時49分29秒 | 映画評論ヤラワ行
製作年:2012年
製作国:アメリカ
2013年6月29日公開
監督:ジョン・ヒルコート
出演:シャイア・ラブーフ,トム・ハーディ,ゲイリー・オールドマン,ミア・ワシコウスカ
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禁酒法時代のバージニア州、ボンデュラント3兄弟は密造酒ビジネスで幅を利かせていた。野心家の三男ジャックは牧師の娘バーサの気を引こうと苦心し、リーダー格の次男フォレストは、シカゴから来たワケありの過去を持っていそうな女性マギーと恋仲になる。そんな時、新たに着任した特別補佐官レイクスが法外な賄賂を求めてくる。レイクスの要求を拒否した兄弟は、非道な脅迫にさらされることとなり…。
禁酒法時代のアメリカを舞台に、密造酒の業界においてその名をとどろかせた実在の無法者3兄弟の生きざまを描いた犯罪ドラマ。『ザ・ロード』のジョン・ヒルコート監督がメガホンを取り、ミュージシャンのニック・ケイヴが脚本と音楽を手掛けた。出演にはシャイア・ラブーフ、トム・ハーディ、ガイ・ピアース、ミア・ワシコウスカ、ジェシカ・チャステイン、ゲイリー・オールドマンら豪華キャストが勢ぞろいする。

試写会での鑑賞。原題は『lawless』なのに邦題は『欲望のバージニア』って…(笑)禁酒法時代のバージニアを舞台に、実在した3兄弟を描いた本作。これが実話なのだから凄い!権力にも屈することなく密造酒ビジネスを続ける3兄弟の生き様は素晴らしい。そしてどんだけ撃たれても再び立ち上がる姿もカッコイイ。これだけ生命力のある3兄弟もなかなかいないだろうな。この時代だからこそかもしれないけど、今の日本にもこれぐらいカリスマ性のある人間が欲しいもんだ。兄弟3人それぞれ個性が強いので、観ていて面白かったです♪不死身かと思われていたフォレストでしたが、最後の死に方があっけなかった…。ラスト付近の笑いの要素は必要なかったかなと思います。前半の雰囲気のままで終わって欲しかった。でも兄弟たちが特別補佐官のレイクスに立ち向かっていくシーンは胸が熱くなりました。

キャストの演技は皆素晴らしかったです!ジェシカ・チャスティンの色気も、トム・ハーディの男気も、ガイ・ピアースの憎たらしさも、シャイア・ラブーフの頼りなさも、この映画に見事にマッチしていました。どこまでが実話かは分かりませんが、最後まで見応えはある作品でした♪

この作品の評価・・・・74点
コメント
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