股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ファイナル・ジャッジメント

2013年06月09日 12時42分48秒 | 映画評論ハ行
製作年:2012年
製作国:日本
2012年6月2日公開
監督:浜本正機
出演:三浦孝太,ウマリ・ティラカラトナ,海東健,田村亮,宍戸錠

アジアの大国、オウランの軍事的拡張を脅威に感じた26歳の青年、鷲尾正悟は、2009年の衆議院議員選挙に立候補するも落選。しかしそれから数年後、正悟の予測は的中し、日本はオウランに占領され、言論や信教の自由が弾圧される事態に。正悟は地下組織「ROLE」に参加し、信仰者をかくまうべく奔走するが…。
「幸福の科学」の大川隆法が製作総指揮を手掛け、アジアの大国によって支配された近未来の日本を舞台に地下組織の活躍を描くSFドラマ。独裁体制によって言論や信教の自由がなくなり、反発する者は処刑される中、一人の青年が地下組織と共に立ち上がる。『忍道-SHINOBIDO-』の三浦孝太や『海猿』シリーズの海東健といった若手俳優陣に、田村亮や宍戸錠などのベテランが共演。実力派俳優が織り成す壮大なストーリーから目が離せない。

最初に言っておきますが、この映画は「幸福の科学」の映画です。宗教が悪いとか、神を信じることが悪いとか、そういう事は人それぞれなので否定はしません。けどこの映画を観ていると不快に感じたのは事実です。神を信じる者のみが正しい、そして救われるといったメッセージを映画というメディアで発信するのは如何なものかと思う。この映画だと“神を信じない者=悪”と描かれていて、遠まわしに「幸福の科学」に入ればいい幸せになれると言ってるようにしか思えません。

映画としても滅茶苦茶。オウランが日本を占領したけど、自衛隊は?安保理は?どうなってんだよー!!日本があんな簡単に占領されるわけがない。こんな映画が世に出回ってることが恐ろしい。宗教映画って初めて観たけど、こういう事で宗教に勧誘しているとしたら…やっぱり怖い。
「幸福の科学」代表の大川隆法氏によると

“東日本大震災で助かったのは幸福の科学を信仰していた者で、震災で死亡した人は幸福の科学を信じていなかったから”

だってさ


なんて不謹慎な事を言ってるんだコイツは?


この作品の評価・・・・25点
コメント
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