股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

スペル

2009年11月23日 00時46分27秒 | 映画評論サ行
製作年 : 2009年
製作国 : アメリカ
2009年11月6日公開
監督 : サム・ライミ
出演 : アリソン・ローマン,ジャスティン・ロング,アドリアナ・バラッザ
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銀行の融資窓口で働くクリスティンは、誠実な仕事ぶりで評価されている真面目な銀行員。その日、不動産ローンの延長を求めてやってきたガーナッシュ夫人に対し、クリスティンは上司と相談した上で申請を却下することにした。するとガーナッシュ夫人はこれに憤慨し、仕事が終わったクリスティンを駐車場で待ち伏せして襲いかかった。そして別れ際に彼女が発したのは、謎めいた呪文のような言葉だった…。
『スパイダーマン』シリーズで知られるサム・ライミ監督が、『死霊のはらわた』の頃の彼の原点に回帰したかのようなホラー作品。ある銀行のローンデスクで働く女性行員がひょんなことから顧客の老人の恨みを買い、謎の呪縛にかかってしまう。ほんの小さな不親切が底なし沼のような狂気を生んでいく…誰の身にも起こりそうな日常生活に潜むささいな出来事を突くアイデアが恐怖感を倍増させる。と同時にヒロインが追い込まれれば追い込まれるほど、恐怖を通り越して笑いの要素が生じるところが面白い。ヒロインを『ホワイト・オランダー』のアリソン・ローマンが熱演。ガーナッシュ夫人を演じたローナ・レイヴァーの怪演ぶりにも注目だ。

人の恨みというか…ババァの恨みは怖い!その一言です。大勢の前で辱められただけで呪いをかけられて殺されちゃうなんて怖い怖いババァがしつこく迫ってくる脚本は良しとしても、まるでコメディのような演出は何なのだろうか?観客を笑わせたいのか?音響だけで観客を怖がらせようとしている感じがウザったい。入れ歯がドーン!とかゲロがおえ~とか一応はホラーなのに笑っていいのかどうか。つーかあれだけ呪いで投げ飛ばされたり色んな怪我してるのによく死なないなーと関心しちゃいます(笑)
後半は宗教色が強くなっていきますが日本人からしたらそういう魔術的なものって実感わかないんだよねぇ…。ラストの呪いの紙のことだってどう見ても予想出来ちゃう展開だったし

最近のサム・ライミって何でこんなにつまらないのか…あー怖い怖い

この作品の評価・・・・53点
コメント (2)
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