股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

GOEMON

2009年11月17日 12時44分47秒 | 映画評論カ行
製作年 : 2009年
製作国 : 日本
2009年5月1日公開
監督 : 紀里谷和明
出演 : 江口洋介,大沢たかお,広末涼子,ゴリ,中村橋之助,寺島進,平幹二朗,伊武雅刀
official site

1852年、豊臣政権下。世は火種を残しつつも、一時の平和を謳歌していた。そこに彗星のように現れた天下の大泥棒・石川五右衛門。超人的な身体能力を武器に、金持ちから盗み、貧しき者に分け与える彼を民衆は義賊ともてはやし、熱狂していた。そんなある夜、紀伊国屋邸に盗みに入った五右衛門は南蛮製の箱を手に入れる。ただの空箱だと思った五右衛門はその場で投げ捨ててしまうが、その箱こそ信長暗殺の真相につながる禁断の箱だったのだ…。
『CASSHERN』から5年ぶりとなる紀里谷和明監督 最新作は、自由なイマジネーションで安土桃山時代を捉え直した、奇想天外な歴史ロマン大作だ。プリプロ、撮影、編集、ポスプロなどの制作に3年、セット数100、CGカット2000、エキストラ1000人、総スタッフ数300人というとんでもない製作規模で作り出された本作は、どのカットもスキがなく美しい。デコラティブで絢爛豪華、時にヨーロッパや古代ローマの匂いがする美術や衣装に負けず、役者陣の演技もまるでオペラのように派手。人々の思惑が錯綜し、欲と業がうずまくストーリーも、シェイクスピアを彷彿とさせる重厚さだ。生々しい人間ドラマを盛り込んだことで、CGを多用した作品にしっかりと血が通った。

「CASSHERN」の失敗から5年ぶりの紀里谷さんの新作。信長や秀吉などなど歴史上の有名人物がこれでもかってぐらい登場します。そして役者陣が豪華過ぎる!!歴史モノというよりはベースが歴史モノのアクション映画って感じです。話もまぁまぁ面白いんだけど、やっぱり紀里谷さんの映画の見所は映像美だろう。スピード感と緊張感がなかなか心地よい♪まぁCGを使い過ぎてて「ありえねーだろ」って何度も思ったし途中CGが嫌になったりもしましたが(笑)前半は登場人物の陰謀だの暗殺だのとテンポは良いんだけど後半に進むにつれてグダグダ感があったのが残念です…。
「CASSHERN」よりは良かったと思うけど紀里谷さんは映画をゲームっぽく作ってしまってるところが嫌いです。この人はPV作ってた方が良いと思うけどな~。

この作品の評価・・・・63点
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする