製作年 : 2008年
製作国 : アメリカ=カナダ
2009年3月20日公開
監督・脚本 : ジーナ・プリンス=バイスウッド
出演 : ダコタ・ファニング,ジェニファー・ハドソン,アリシア・キーズ
official site
1964年の夏、14歳のリリィは幼い頃に自分のせいで死んだ母の愛を確かめたくて、父T・レイに黙って旅に出る。制定されたばかりの公民権法の甲斐もなく白人の嫌がらせを受け怪我をした挙げ句警察に連行された黒人家政婦のロザリンを助け出し、向かった先は母に縁のある町ティブロン。そこで2人はボートライト三姉妹と出会う。長女のオーガストは養蜂家で、黒い聖母像のラベルのはちみつを作っていた。
ひたすら愛されたいと願う少女が、知的で独立心に富んだ女性たちの優しさに包まれ、たくましく成長して行くひと夏を描いた感動の物語。生きていれば決して消えることのない深い悲しみがあることを知り、その上で自分を許すことも学ぶ主人公リリィを天才子役ダコタ・ファニングが繊細に演じ、さらにジェニファー・ハドソン、アリシア・キーズらアカデミー賞やグラミー賞に名を連ねる多才な実力派女優陣が見事なアンサンブルを見せる。中でも、養蜂家オーガスト役を好演するクィーン・ラティファの包容力は抜群だ。原作はスー・モンク・キッドの世界的な同名ベストセラー小説。製作陣にはウィル・スミス夫妻も参加している。
心に傷を負った少女と、養蜂場の女性たちの交流を描いた作品。主人公リリィを演じるのは、天才少女ダコタ・ファニング。日本で言う、子供の頃の安達祐実ってかんじかな。彼女の存在感って若いのに凄いですよね。
時代は、まだ黒人差別が当たり前のように起きていた頃のアメリカ。両親に愛されなかったことに悲しみを抱えながら生きていたリリィでしたが、人はきっと気付かないうちに誰かに愛されて、そして誰かに支えられて生きているんだなと感じました。様々な出来事によって、リリィは喜びも悲しみも経験していきます。養蜂場の3姉妹との交流によって、やがては自分の心とも向きあうリリィ。
人を許し、自分を許し、そして人を愛していく…当たり前のことなんだけど、観ていてジ~ンときてしまう温かい気持ちになれる作品でした☆
この作品の評価・・・・74点
製作国 : アメリカ=カナダ
2009年3月20日公開
監督・脚本 : ジーナ・プリンス=バイスウッド
出演 : ダコタ・ファニング,ジェニファー・ハドソン,アリシア・キーズ
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1964年の夏、14歳のリリィは幼い頃に自分のせいで死んだ母の愛を確かめたくて、父T・レイに黙って旅に出る。制定されたばかりの公民権法の甲斐もなく白人の嫌がらせを受け怪我をした挙げ句警察に連行された黒人家政婦のロザリンを助け出し、向かった先は母に縁のある町ティブロン。そこで2人はボートライト三姉妹と出会う。長女のオーガストは養蜂家で、黒い聖母像のラベルのはちみつを作っていた。
ひたすら愛されたいと願う少女が、知的で独立心に富んだ女性たちの優しさに包まれ、たくましく成長して行くひと夏を描いた感動の物語。生きていれば決して消えることのない深い悲しみがあることを知り、その上で自分を許すことも学ぶ主人公リリィを天才子役ダコタ・ファニングが繊細に演じ、さらにジェニファー・ハドソン、アリシア・キーズらアカデミー賞やグラミー賞に名を連ねる多才な実力派女優陣が見事なアンサンブルを見せる。中でも、養蜂家オーガスト役を好演するクィーン・ラティファの包容力は抜群だ。原作はスー・モンク・キッドの世界的な同名ベストセラー小説。製作陣にはウィル・スミス夫妻も参加している。
心に傷を負った少女と、養蜂場の女性たちの交流を描いた作品。主人公リリィを演じるのは、天才少女ダコタ・ファニング。日本で言う、子供の頃の安達祐実ってかんじかな。彼女の存在感って若いのに凄いですよね。
時代は、まだ黒人差別が当たり前のように起きていた頃のアメリカ。両親に愛されなかったことに悲しみを抱えながら生きていたリリィでしたが、人はきっと気付かないうちに誰かに愛されて、そして誰かに支えられて生きているんだなと感じました。様々な出来事によって、リリィは喜びも悲しみも経験していきます。養蜂場の3姉妹との交流によって、やがては自分の心とも向きあうリリィ。
人を許し、自分を許し、そして人を愛していく…当たり前のことなんだけど、観ていてジ~ンときてしまう温かい気持ちになれる作品でした☆
この作品の評価・・・・74点