股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

僕の初恋をキミに捧ぐ

2009年10月23日 01時37分32秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2009年
製作国 : 日本
2009年10月24日公開
監督 : 新城毅彦
原作 : 青木琴美
出演 : 井上真央,岡田将生,杉本哲太,森口瑤子,細田よしひこ,仲村トオル
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8歳の頃出会った逞と繭。2人は互いに恋心を抱き結婚の約束をするが、逞は心臓に重い病気を患っており、二十歳まで生きられない身体だった。そして時は経ち、2人は高校生に。繭は今も一途に逞を愛し続けていた。しかし逞はそんな繭をいずれ訪れる別れで悲しませないために、自分から遠ざけようとする。それでも繭に思いを寄せる同級生の昴や逞と同じ病気で床に伏せる照との出会いの中で、彼の心は揺れ動いていくのだった……。
青木琴美のベストセラーコミックを映画化。心臓に重い病を患う少年と彼を一途に愛する少女の姿を、彼らを支える周囲の人間の優しさを交えながら感動的に描く純愛ドラマだ。主人公の2人には、『花より男子』の井上真央と『ホノカアボーイ』岡田将生を起用。天真爛漫でまっすぐな井上真央演じる繭と、病気を抱えながらも懸命に繭を愛そうとする岡田将生演じる逞。そのコントラストが物語をキラキラと輝かせ、そして重なる2人の思いが感動へと観る者を巻き込んでいく。彼らの脇を固めるのは仲村トオル、杉本哲太ら実力派俳優陣。監督は『Life 天国で君に逢えたら』の新城毅彦が務めた。

男だけの試写会。映画がつまらなかったせいなのか、隣に座ってた男子高校生が号泣してた姿を観て引いてしまったせいなのか分かりませんが、自分は泣けませんでした。こういう純愛モノの映画って「恋空」とか「赤い糸」とか今までも幾つかあったけど、展開が読めてしまうからつまらない。というか観客を泣かせようっていう演出をわざとらしくするのが嫌いです。今回も恋人が死んじゃうパターンだしまさしく10代の女の子が好きそうな作品です。ただし、この作品は単なる恋愛話だけでなく、臓器移植という難しいテーマも盛り込まれています。男子は恋愛話よりこっちで泣いてしまうかもしれない。まぁ身近な友達の心臓と相性が合っちゃうなんていう展開が、偶然過ぎるというか純愛モノならではって感じもしますが(笑)コウのお母さんとお爺ちゃんの気持ちにすごく共感しました。「うちの子も生きているんだ。涙も流すんだよ」っていうお爺ちゃんの言葉が印象的でした。ラストは遺骨持って教会のシーンは必要なかったんじゃ?病院の屋上のシーンで終わってた方が上手くまとまってたような気もします…。
平井堅は人が死んじゃう映画の主題歌にはピッタリですね♪純愛モノとしては、まぁまぁの作品でした!

つーか俺、「恋空」に68点も付けてる!?

この作品の評価・・・・69点
コメント
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