股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ガマの油

2009年10月15日 03時02分10秒 | 映画評論カ行
製作年 : 2009年
製作国 : 日本
2009年6月6日公開
監督 : 役所広司
出演 : 役所広司,瑛太,小林聡美,澤屋敷純一,二階堂ふみ,益岡徹,八千草薫
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1日で億単位の大金を動かすデイトレーダーの矢沢拓郎は、プール付きの豪邸に気立てのよい妻・輝美と心優しい息子の拓也と暮らしている。ある日、少年院から出所する幼なじみのサブローを迎えに行った拓也の身に思いも寄らない出来事が起こる。悲しみの中、拓郎は拓也の恋人・光と携帯を通じて親しくなるが、光は拓郎を拓也だと勘違いしてしまう。拓郎は光に真実を告げられないままサブローと旅に出るのだった。
癒しがたい深い悲しみに沈み込んだとき、幼い日の鮮烈な記憶が甦る。これが監督デビュー作となる名優・役所広司は、“ガマの油売り”というこの上なく胡散臭いが、抗いがたい魅力のキャラクターを登場させ、夢見心地の懐かしさと根底を貫く楽天主義で生死の境も軽やかに越えてみせる。やんちゃ坊主のまま大人になったような主人公を自ら演じるほか、理想の女性像を体現する小林聡美、これまた理想の息子の瑛太、ベテランの八千草薫、益岡徹、さらには現役K-1ファイターの澤屋敷純一や新人の二階堂ふみに至るまでセンスのよい配役で、すべてのことに素直に「ありがとう」と言いたくなる優しさに溢れた役所流ファンタジーを完成させた。

役所広司初監督作品なので期待しましたが、ハズレましたねぇ。なんか話がまとまっていそうで、まとまっていないようか感じがしました。キャスティングから問題があるかなと思います。恋人の光の演技はどうなんだろ…。素人でももっと上手いんじゃないか?声出して「あはははは、あはははは」ってそんな気持ちこもってないのバレバレな笑い方する人いないと思うけどというか実際そんな笑い方してる人いたらウザいけどなぁ(笑)で、彼氏とその父親の声すら聞き分けられない光がまたウザい。どう聞いても声の高さが違うじゃん!!気付けよ!!
ファンタジーの世界も少し描かれていたけど、上手く映画の中に溶け込んではいませんでした。熊との格闘シーンも「はい?」って感じだし拓也の死をもっと上手に描けたはずなのに、どーでもいい要素が入り込みすぎて感情移入できませんでした。

この作品の評価・・・・60点
コメント
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