股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ブロークン・イングリッシュ

2009年10月06日 01時26分00秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2007年
製作国 : アメリカ=日本=フランス
2008年12月13日公開
監督・脚本 : ゾエ・カサヴェテス
出演 : パーカー・ポージー,メルヴィル・プポー,ジーナ・ローランズ
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30代独身、NYでホテルのVIP担当として働いているノラ。親友のオードリーは自分が紹介したマークと結婚、母親からは「あなたの年頃でイイ男は残ってない」と心配されている。あるがままの自分を愛してくれる人と出会いたい。でももう、誰からも愛されないかもしれない…。揺れ動く希望と不安を抱えながら、ノラは新しい出会いを求めるが、ことごとく失敗。そんな時、同僚が主催したホームパーティーで、フランス人男性ジュリアンと出会い…!?
父に“インディペンデント映画の雄”ジョン・カサヴェテス、兄に『君に読む物語』の映画監督ニック・カサヴェテスを持つ映画一家のサラブレッド、ゾエ・カサヴェテス長編監督デビュー作(ちなみに大女優の実母ジーナ・ローランズは、ヒロインの母親役で出演)。30代・独身という崖っぷちに立たされたヒロインの悪戦苦闘を描く、おかしくも切ないラブストーリーだ。せっかくステキな人と出会っても、「この人も悪い男なんじゃ…」と疑って臆病になってしまったり、焦るあまり、おかしな行動を取ってしまったり…。等身大で描かれるヒロインに、抱きしめたくなるほどの親近感を抱く女性も多いのでは? ロマンチックで美しいNYとパリの街並みも、女子の心をくすぐります。

あらふぉー女性の仕事と恋愛を描いた作品。新しい恋に一歩踏み出す彼女ですが、お酒で失敗したり、出会ったばかりの男とすぐに寝てしまったり…。男からしたら「ん?」と思ってしまいますが、この年齢の女性なら共感しちゃうんじゃないでしょうか。
主人公のノラに次から次へと男が寄ってきますが、ぶっちゃけそこまで美人でもないし…まぁそれは映画ならではの“大袈裟”ってやつですかね(笑)つーか初対面の男とウォッカとかテキーラをストレートで飲むか普通?なんか「今夜はOKよ♪」と軽い女をアピールしてるとしか思えません!!ラストも空港へ向かう電車の中で偶然にジュリアンと再会しちゃうって…なんか無理矢理じゃないかぁ?ノラがそこまでジュリアンに夢中になる理由もよく分からなかったし、2人が離れてからもお互い思ってる理由もイマイチ分からなかった…。

この作品の評価・・・・63点
コメント
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