股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

風が強く吹いている

2009年10月10日 02時45分03秒 | 映画評論カ行
製作年 : 2009年
製作国 : 日本
2009年10月31日公開
監督・脚本 : 大森寿美男
原作 : 三浦しをん
出演 : 小出恵介,林遣都,中村優一,川村陽介,橋本淳,森廉,内野謙太
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天に与えられた“走る”才能をもった2人の若者が出会った。致命的な故障でエリート・ランナーへの道を諦めたハイジと、事件を起こし競技から遠ざかった天才走者カケルだ。ハイジはカケルこそが秘かに温めていた計画の切り札だと確信、壮大な夢への第一歩を踏み出す。それは、寛政大学陸上競技部の8人と、学生長距離界最大の華“箱根駅伝”出場を目指すこと。ところがこの競技部とは名ばかりで、8人は陸上から縁遠い上、漫画オタクや25歳の留年生、アフリカから来た留学生など、ユニークなキャラクターが揃っていた。だが、なぜかハイジは、自信に充ち溢れている。彼の編み出す緻密なトレーニング法と走ることへの信念、仲間への揺るぎない信頼が、皆を変えていく。やがて明かされる、ハイジの故障の理由とカケルが起こした事件の真相、そして8人それぞれが抱えてきた本当の想い。果たして、心を一つにした10人は、箱根の頂点に立つことができるのか?
直木賞作家・三浦しをんの同名小説を映画化。故障による泥沼から這い上がり、独自の結論に達したハイジを演じるのは、『ROOKIES-卒業-』の小出恵介。純粋に心の底から走ることを望むあまり、他人との衝突も多いカケルには、『バッテリー』の林遣都。その他、『体育館ベイビー』の中村優一、「ROOKIES」の川村陽介、『タッチ』の斉藤慶太、斉藤祥太、ソフトバンクのCMで大ブレイクしたダンテ・カーヴァーなどが出演。また、津川雅彦がチームの監督役に扮して脇を固める。監督は、これがデビュー作となる大森寿美男。NHK大河ドラマの「風林火山」、「クライマーズ・ハイ」、映画『星になった少年』などの脚本家として知られている。

駅伝を題材にした作品って前にもあったけど、こういうのって展開が分かっちゃうから感動が薄れちゃうんだよね…。原作本がどんなのか分かりませんが、まずまずの映画だったと思います。駅伝を舞台にした作品なので「奈緒子」の時のように俳優がみんな全力疾走ってぐらいの走り方するんじゃないかと内心ドキドキでしたが、走り方は相当練習したんじゃないかってぐらい本物の選手の走り方のようでした。
青春映画ならではの、サクセスストーリーが若干わざとらしかったのが残念箱根駅伝に出るなんて並大抵の努力じゃ無理だと思うし、弱小マラソン部が少し努力したからといって出場できるとは思えませんね。予選会のギリギリ9位でシード権獲得しちゃうところなんて、ありがちな展開足を怪我したハイジが、足を引きずりながら歩いてるのに後ろから誰も抜かしてこないってのも何だか疑問に思ったり。終わり方に強引さを感じました。
でもメンバー10人の絆や、1つの目標に向かって努力する姿は、予測していながらもジ~ンとしましたね。よくあるスポーツ映画の中では当たりの映画だと思います☆

この作品の評価・・・・75点
コメント
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