股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

大停電の夜に

2006年06月08日 20時55分22秒 | 映画評論タ行
製作年 : 2005年
製作国 : 日本
2005/11/19公開
監督 : 源孝志
出演 : 豊川悦司,田口トモロヲ,原田知世,吉川晃司
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12月24日クリスマスイヴ。天体望遠鏡で夜空を見上げていた少年は、病院の屋上から飛び降りようとしている女性を発見する。同じ頃、病院の一室では死期の迫った父が息子に最期の告白をしていた。それは死んだ母が、実は生きているという報せだった。恋人たちが行き交う表参道では、若い女性が電話に出ない相手にメッセージを残す。電話の相手は不倫関係の上司だった。それぞれの事情を抱えた人々が聖なる夜を迎えようとしていたとき、街から光が消え、すべてが暗闇に沈んだ。「午後5時過ぎ、首都圏全域が停電に見舞われました……」
東京が一年で一番光輝くクリスマスの夜、もしも街からすべての灯りが消えてしまったら……。この魅力的な着想は、2003年に北米で起こった大停電を題材に、灯りの消えたニューヨークの人間模様を取材した源孝志監督のドキュメンタリーから生まれたもの。その設定を東京に移し、真っ暗な夜だからこそ浮かび上がる“一夜限りのラブストーリー”として生まれ変わった。12人の男女のそれぞれのストーリーがオムニバス形式で少しずつ進んでいくという今年観た“有頂天ホテル”のような流れです。出演者が豪華な割には話が薄っぺらかったような気もしますエレベーターの中の2人は緊張感が無いねって思ったのは事実wまぁでも最後まで飽きずに観れたんで良かったと思いますよ

この作品の評価・・・・68点
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博士の愛した数式

2006年06月08日 00時57分23秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2005年
製作国 : 日本
2006/01/21公開
監督 : 小泉堯史
原作 : 小川洋子
出演 : 寺尾聰,深津絵里,齋藤隆成,吉岡秀隆
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数学教師のルート先生は、新しく受け持ったクラスで、自分の名前の由来を語り始める。それは幼い頃、彼が大好きな博士が名づけてくれた仇名だった。シングルマザーだったルートの母は、事故の後遺症で記憶障害を負った数学博士の家で、家政婦として働き始めた。ある日、彼女に10歳の息子がいることを知った博士は、家へ連れてくるように告げる。その日から、博士と母、ルートの3人の和やかな日々が始まるのだが…。
50万部のベストセラーに輝き、第1回本屋大賞を受賞した小川洋子原作の同名小説を、『雨あがる』の小泉堯史監督が映画化した作品。80分しか記憶の続かない障害を抱えた数学博士と、その家で家政婦として働くシングルマザーの姿を描いていく。数学と映画ってあんまりピンっとこないようだけど原作がよく出来てるのもあってストーリーはすごく良かったと思います。一見すると普通の数や式のように見える数字に実は意味があるなんて思いませんでした。“友愛数”って言葉、良いなぁ~♪数学を勉強してこなかった文系の人には良い作品かもしれませんが、俺ら理系のように数学のやりすぎで嫌いになってる人は、もしかしたらウンザリするかもしれませんと言うのは、映画の中で最初から最後まで数学の内容(簡単な計算)が入っているので...。でもそんな事思ってるのは俺だけかもね。
劇中で一つだけ疑問に思ったのは、博士がルートの野球の試合を観に行って熱を出してしまいベッドで寝ている場面で、隣にいるルートは家に帰ってるのにユニフォームを着ているんです。するとルートはユニフォームを着たまま就寝いやっ、汗メッチャかいてるだろ...、どう考えても風邪引くってwなのに深津絵里は“もう寝なさい”とか言って布団をかけてさぁまぁ疑問ってほどの事じゃないかなぁ。最後の終わり方はちょっとヌルいかなと思ったけど改めて数学の神秘みたいなものが分かった気がしますw博士のような先生に教わったら数学好きになってたかもね♪てか深津絵里ってこんなに演技上手かったかなぁ?w

この作品の評価・・・・75点
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