股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

博士の愛した数式

2006年06月08日 00時57分23秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2005年
製作国 : 日本
2006/01/21公開
監督 : 小泉堯史
原作 : 小川洋子
出演 : 寺尾聰,深津絵里,齋藤隆成,吉岡秀隆
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数学教師のルート先生は、新しく受け持ったクラスで、自分の名前の由来を語り始める。それは幼い頃、彼が大好きな博士が名づけてくれた仇名だった。シングルマザーだったルートの母は、事故の後遺症で記憶障害を負った数学博士の家で、家政婦として働き始めた。ある日、彼女に10歳の息子がいることを知った博士は、家へ連れてくるように告げる。その日から、博士と母、ルートの3人の和やかな日々が始まるのだが…。
50万部のベストセラーに輝き、第1回本屋大賞を受賞した小川洋子原作の同名小説を、『雨あがる』の小泉堯史監督が映画化した作品。80分しか記憶の続かない障害を抱えた数学博士と、その家で家政婦として働くシングルマザーの姿を描いていく。数学と映画ってあんまりピンっとこないようだけど原作がよく出来てるのもあってストーリーはすごく良かったと思います。一見すると普通の数や式のように見える数字に実は意味があるなんて思いませんでした。“友愛数”って言葉、良いなぁ~♪数学を勉強してこなかった文系の人には良い作品かもしれませんが、俺ら理系のように数学のやりすぎで嫌いになってる人は、もしかしたらウンザリするかもしれませんと言うのは、映画の中で最初から最後まで数学の内容(簡単な計算)が入っているので...。でもそんな事思ってるのは俺だけかもね。
劇中で一つだけ疑問に思ったのは、博士がルートの野球の試合を観に行って熱を出してしまいベッドで寝ている場面で、隣にいるルートは家に帰ってるのにユニフォームを着ているんです。するとルートはユニフォームを着たまま就寝いやっ、汗メッチャかいてるだろ...、どう考えても風邪引くってwなのに深津絵里は“もう寝なさい”とか言って布団をかけてさぁまぁ疑問ってほどの事じゃないかなぁ。最後の終わり方はちょっとヌルいかなと思ったけど改めて数学の神秘みたいなものが分かった気がしますw博士のような先生に教わったら数学好きになってたかもね♪てか深津絵里ってこんなに演技上手かったかなぁ?w

この作品の評価・・・・75点

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