日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

少し温かくなってきました…小旅行にいきましたが…

2014年03月16日 | Weblog


 こんにちは……
 最近は少しずつ春らしくなってきました駅のホームでは卒業シーズンなのでしょうか袴姿の女子学生をみかけたりします。
 なにを勉強してきたのか……。毎年の行事とはいえだれにとっても悦ばしいことだと思います。
 社会にとってはまだまだ小さな芽でしかないのですが、これから大きくはばたいていくことを願っています。


 「やっぱり、家がいちばんいいなあ…」と。
 旅行から帰るなりそう思った一日でした。なんとも、人間はわがままであることか。そんなことを思った小旅行です。
 「かわいい子には旅をさせろ」という言葉があります。それも、若いうちは一人旅です。旅にでて、世間と家族の温度差を自分なりに感じてみてこい…ということでしょう。旅に出て、世間の冷たさ、温かさを身にしみて、焼き付ける時間が大事なことをいっているように思えます。世間に出れば、自分の考えや行動が本当に通じるのかどうか……ということを知る機会でもあるようです。「井のなかの蛙、大海を知らず」ということを考えるのも旅であるようにも思えます。

 世間に出れば、世の中にはこんな偉大なことをやった人間がいる…とか、自分にもできることもあるだろうと……。それが、なぜ、こんなにもできたのか考える時間ももてることでしょう。一大事業をやった人が、その偉業を後世に伝えるために何をのこしてきたのかをすくずく考えるのも旅だと思います。
 見るもの、味わうもの、触れるもの…とそれだけこれからの自分の人生にかかわったいくのか、少しわかったようになるのも旅だと思います。

 家に帰ればまた、過酷な仕事やめんどうくさい人間関係がまっています。それでも生活のために働いて日々を送らなければなりません。それでも、自分がいちばんゆっくりできる休息所が自分の家であり、家族です。
 そんな繰り返しが一生なのでしょう。
 「男はつらいよ」の寅さんは、一年のほとんどを旅また旅に明け暮れて家に帰ってきます。そこでは、思いっきり家族に甘えて乱闘シーンあり、こころなごむシーンありと、旅の意味を教えてくれています。
 いいことがあると、「世の中まだまだ捨てたもんじゃない」と思える日々が多くあるといいと思います。
 


 さて、今週はなんとも10年ぶりになるでしょうか……「家族小旅行」にいってきました。いろいろあったここ数年、どこへいくこともなく過ごしてきましたが、ここいらで気分を変えてみたら……ということもあって、娘が計画をねり進めてきました。今年の1月に予約をして、まちにまった家族旅行でした。(予定は一泊二日)

 場所は、写真でも紹介しているとおり、日光国立公園でした。
 新宿からおとそ3時間半くらいでいける(こんなに近い)ところです。日光は小学生のとき以来、50年ぶりでした。
 季節がまだ春にはとおいからでしょうか、まだ観光地としては旅行者の少ない日光でありました。
 これが、桜も咲き、紅葉のシーズになると混雑するようです。町も活気にみちてどこへ行っても満員なのでしょう。さいわい、3月は雪も残っていて静かな公園だったのはありがたかったです。


◎コースは新宿10:30(東武スペーシア)=下今市・12:18=東武日光線=東武日光・12:36着~~バス12:14=田母沢御用邸~~14:14保養センター:やしおの湯~~金谷ホテル16:00
◎2日目 カナヤホテル10:00=徒歩20分日光東照宮見学~15:29(東武スペーシア新宿行)=新宿17:29


※詳細はこちらでどうぞ。日光金谷ホテル



 夕方、宿泊者全員を対象に「金谷ホテル140年の歴史」の説明がありました。ホテル創始者である金谷善一郎がいかにしてホテルを作ろうしたのかというお話がありました。また、戦後、占領軍によるホテルの様子などもおよそ30~40分ほど館内を案内しながら説明していただきました。なんと140年の歴史のなかでは歴史のなだたらる著名人が宿泊して楽しんでいたことがいかがわれます。
 博物館のようでもありますし、日本のホテルの歴史を知るうえで欠かせない存在であったことがわかりました。

※詳細はこちらでどうぞ。日光金谷ホテルの歴史



 宿泊者名簿にはヘレン・ケラーやアインシュタインなど直筆のサインがありました。なんとも、驚きです。
 ホテルの廊下には、これまでの歴史の写真が展示され、博物館でもあります。


 夜はフルコースのフランス料理でした。1時間半もかけて夕食をする機会なんてめったになく、楽しい食事ができました。料理も肉あり魚ありともりだくさんで美味しい食事でもありました。
 140年の歴史のなかで今まで残っているとうことは、何かが受け継がれ、何かを伝えようとしているのでしょう。ホテルの従業員の皆さまが若い人たちには驚きました。彼らはどんな気持ちで働いて、これまら何を後世の伝えようとしているのか……。興味をそそる気持ちがしました。これから、新しい金谷ホテルの歴史をつくのも彼らであるのでしょう。
 正直、宿泊料はちょっと高いのですが、140年の歴史のなかで、これからのことを思うと食事や宿泊施設も大切なのですが、それ以上のそこで働く人たちの考えが価値があるように思えました。
 また、ちょっと無理かな……、行けたらゆっくりしたいと思いますし、どう変わろうとしているのか聞きたいような気持ちがします。


◎2日目……日光東照宮散策でした



 さて、2日目は日光の目玉商品でもある日光東照宮に行ってきました。金谷ホテルから30分くらい階段を上ったところに入場口がありました。
 江戸時代の将軍でもあった徳川家康の霊廟がまつってあることでも有名な場所でもあります。ぼくは、霊廟などより、その時代の贅の極地ともいえる装飾品や絵などが楽しみでした。国宝級の建物や絵などはここにこなくてはその良さもわからないということがいえます。

 参道に多くの中国語を聞きました。やはり、中国の経済発展の影響でしょうか、中国人の観光客が他の外国人客より圧倒的に多いようです。
 最近、サッカーの浦和レッズの「ジャパズニースオンリー」という垂れ幕が問題になっていたことを思いだしました。これも、片方のわがままのようで、一方ではいやがらせのように見えることもあるでしょう。ヘイト・スピーチなるものは、一方側だけにあるのではなく、加害者、被害者の両方が一方的にいっても問題の解決にはならないでしょう。
 今までの歴史を両方が理解していくことが大事なのではないあと思います。





 一年に一度くらいは旅行もいいものんだなと思える休日でした。今回の旅行も少しは不安もありました。病気療養中の妻が良好といってもどこまでいけるかなあ…という不安もあり、当初は不安であったと思います。
 あんのじょう、温泉に行くとき足を捻挫しました。帰りも不安な中、地元の病院に行ってみると骨折との診断でした。旅行中ははれもなくよかったと思っていたのですが、レントゲンの結果骨折とわかったようです。
 今はギブスをして生活中です。

 まあ、いろいろあったけれど、行ってよかったと思います。行きから帰りまで計画してくれた娘には感謝でいっぱいなところです。
 人生いろいろと災難にぶつかりしながら、それをうまくはらいのけてやっていくしかないようです。
 それにしても日光はさすがに観光地です。駅前の建物がみんな低いのには感心しました。これが、大切なことです。ここでは、メインは建物ではなく自然の景色なのです。私のメインは家族です。誰かが調子わるかったら、誰かがそれをカバーするように暮らしていくことでしょう。うまくいくか、悪くなるかはその次のことです。とりあえず頑張っていくしかありませんね。
 今度は日光の山歩きもしたいですねえ。

 今週は時事問題(ニュース)の解説はお休みしました。また次回からボチボチとやっていきたいと考えています。暴走する安倍政権も気になるところです。
 お彼岸も近づきつつあります。連休の初日は、毎年の恒例の横浜での報道写真展にいく予定でいます。そちらも楽しみです。
 
 今回はこの辺で……
 *読んでくださった方、ありがとうございました。



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