こんにちは。
毎日暑い日が続きます。それでも、朝夕は少しずつ風が涼しく感じられるときもあるようになりました。「暑いですね」という挨拶から「涼しくなりましたね」に変わるのももう少しですかね。いま、いちばん頑張っている声はセミたちでしょうか。散歩道にはシャワーのようにあふれています。みじかい命をせいいっぱい生きて土に還っていくその潔さに感心してしまいます。
このセミの声と一緒に終わっていくのは甲子園の球児たち活躍でしょうか。とうとう今日は決勝戦になっています。高校球児の夏が終わると、秋近しを感じるのも今ごろ思うことです。決勝戦は、本家と分家の戦いのようです。それでも、どちらも同じような野球をやっているように見えて、どこかが違っているのかもいしれません。その違いを見つけながら観戦するのも楽しいかもしれません。
さて、今週いちばん注目したのは、横浜市長選挙の結果でした。パラリンピックの開催される中、どんな結果になるのだろうと思っていました。
結果は、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)に反対する候補者の山中竹春さんが他の候補をおさえ勝ちました。横浜市は、これまで林文子市長がIR設置に反対していたものの、任期期間中に誘致にまわったことに対する政治家に対する不信感がおおきな原因をあったのかもしれません。さらに、菅首相のおひざ元でもあったため、大臣の小此木八郎の立候補にも話題を提供していました。これまでにIR誘致に対する収賄罪などもあり、その問題も取り出されている最中の選挙でもありました。
49.05パーセントの投票率で圧倒的な勝利で勝った山中市長の今後の姿勢が期待されるところです。
私が思うところ、コロナ感染拡大の時期にカジノをつくる事態が疑問です。いま大事なことは、カジノより病院や保険所をつくることでしょう。遊ぶことも大切な一つにはちがいありませんが、ここ数年はコロナをどう収束させていくかが大事なときだと思います。富裕層の政治より、命を大切にする政治への転換が大事なことです。国の政治も場当たりともいわれているのは、ちゃんとしたものがないからでしょう。
病気をしたら病院が必要なのに、その病院をは減らしてきたこれまでの医療政策がもっと深刻に政治に反映されるときがきているのではにかと思えます。デルタ株が蔓延している最中、酸素ステーションやワクチン接種会場を町のどまんかに突然つくったりすることも方法の一つでしょう。大事なことは、自分の住んでいる自治体へのワクチン供給の確保だと思います。
「パンとサーカス」という言葉を新聞でみつけた。SNSでもその言葉が話題になっているという。その中味は、権力者が政治に対する批判精神を忘れさせるための方法として出てきた言葉だそうです。パンは生活の糧を、サーカスは政治への批判を忘れさせるための娯楽をということだそうです。
現在、それにあてはめるのは「パン」は何千食、放棄された選手村の弁当。「サーカス」は東京五輪とパラリンピックとなるのでしょうか。
いずれにせよ、国民の政治に対する批判を政治家からそらせる方法なのでしょうか。
現在はコロナウイルスのデルタ株が全国に蔓延して「緊急事態宣言」もさらに拡大される状況。病院も逼迫・・・と。国民の不安はつのるばかりです。「東京五輪・パラリンピックを中止に」という声も聞こえてきました。そんな中の強行開催には政治家(与党)に対する批判は多いはずです。たよりない野党勢力の一分の反抗。その結果が横浜市長選の結果なのでしょう。さらには、小田急線での人を平気で殺そうとする傷害事件。日常生活のなかにもその不安はひきつがれてくるようになってきました。ますます、「安心・安全」な場所が失われる日々を感じてしまいます。
オリンピック選手、パラリンピックの選手もそんな中、自分のこれまでの練習の結果を出そうと必死に活躍していました。とくにパラリンピックの肢体不自由ななか、それを感じさせないほどの活躍をみせてくれます。政治家にとっては「サーカス」なのでしょうが、見る人にとってはその活躍ぶりは神のようです。
「すごい、すばらしい」と素直に思えるのです。不自由な体でも活躍をみるたびに人間として尊厳(リスペクト)さえ思い浮かびます。
いま政治家(与党)の政治家に足らないものはこの尊厳なのでしょうか。
誰にでも、他への尊厳が足りなければ、自暴自棄になってしまうかもしれません。為政者がの権力を保持するために、私たちにサーカスを見せてられるほど、何も持たない人になってしまう。そこで、相手を傷つけることで自分の立場を保持してしまうこともあるかもしれません。それが、電車内で暴れたり、硫酸を他人にぶちまけたり、と方法がでてくるということも今の社会の一分になってしまっているのかもしれません。
今週、今年2回目のアルバイトの更新をする。3ヵ月も経ったおもうと早いものだと思う。これまで、契約書には休みに規程などの不備が多かった。有給休暇のあり方も、正規社員とは違うのは(時間給休暇)なぜだろうと質問をしたことがあった。返ってきたことは「例がない」とのお役所返答にはあきれたこともあった。
コロナ禍のなかいちばん被害を受けているのは、非正規やアルバイトの就業への補償だろう。とくに飲食業のアルバイト。緊急事態宣言で開店時間が制限されるなか、アルバイトはなかうなったりするともきく。あまりニュースにもならない。
ウーバーイーツなどのアルバイトはひどいときく。けがをしても労災がないという。いったい、どういう仕組みになっているのだろうか。
本来、働いて賃金を得ていれば労働者。その労働者がけがをしたら雇い主が補償する必要があるのではないか。そのための保険だろう・・・。
なにか法律的に抜け道があるのだろう。そんな仕組みを見て見ぬふりをしているのも政治の責任なのだろうなあ、と思う。
私の身分は現在は契約はパートさんと同じ条件で働いているが、これがコロナに感染したら契約期間の補償してくれるのだろうか・・・フト思う。
最近、コロナ感染ということが身じかに聞くようになってきた。
「とうとう来たか」という思いを持った週だった。
一つに、仕事先のお客さんが「濃厚接触で病院へPCR検査をしにきてます」との電話があった。そのために、仕事の段取りが変わるとの内容。もう一つは、理事会の予定が、管理会社でコロナ感染者がでてこちらも「濃厚接触者」で「今月の理事会は中止にして来月にしてほしい」とのことだった。
ワクチン接種が二度済んだと思って安心するのは、都会に住む人間にとっては免罪符になってはいないのだろう。ただ、とりあえず「安心」する材料に過ぎないのでは思う。実際は、ワクチン二度接種しても感染する人もいるともいう。
いったいいつになったら収束するのだろう? と日々思うことだらけ。
実際、通勤電車では「三密」は忘れ去られたかのように当たり前になっている。さすがにマスクは99.9パーセント着けている日常になっているが、これも安心の材料にすぎないのだろう。
安心の材料といえば、数すくない他人との接触のなかでその人のよさやいやらいさに気づくこと。そんな人間関係をつくっていくのは難しくなっている時だと思う。
今週はこんなところ・・・。
最後に、世の中広いようでせまいものだ。妻が難病で以前入院していた病室に一緒にいた人に松本美恵子さん(東京都立多摩総合医療センター)とう人がパラリンピックの「車いすフェンシング」の代表選手になっていた。市報にのってびっくりしてしまった。メダルをねらえるほどではないのだが、ここまで頑張った彼女はすごいなあ、お思う。応戦したいが無観客であるし、テレビでがメダル獲得選手ばかりの放送でとうとう最後までみることが出来なかった。開会式で車椅子にのった姿をみて感動したものだ。それだけで残念に思う。負けても勝ってもその勇姿を見たかった。
今週はこの辺で失礼します。
来週はもう9月です。少しは涼しくなりといいのですが・・・。
では今週はこの辺で失礼します。
読んでくれた人、ありがとうございました。