日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

5月が始まりました。

2016年05月01日 | Weblog

  こんにちは。
 すっかり季節は初夏を思わせるほど日中はあつくなりました。そして連休です。
 大型連休も前半が終わり、明日から後半にはいります。たかだか一週間の休みですが、それでも故郷へ帰ったり、旅行をしたりといろいろプランを立てて実行している頃でしょうか。わたしの場合は、これっといって計画をたてて行動はしない連休です。前半は、メーデーに行ったり、自分の用事をしたりと通常の休日と同じように送っています。後半にどこかで天候のいい一日をとって山歩きに行くくらいでしょうか。とりあえず、読んでくれている人にとっていい休日になるといいですが…。

◆1 三菱自動車の燃費偽装問題(12日・東京/発言より)
 さて、今週いちばん話題になっていたニュースは、三菱自動車の「燃費偽装問題」でした。それも25年間も偽装を続けたいたようです。なぜ、そこまでして自社の自動車をよくみせたいのでしょうか。車の燃費がいいということは、乗っている人にとってはガソリン代が少なくてすむからいいのですが、それが本当であればばしょうが。25年もの間ですから、その偽装に関わった人たちのなかにはすでに定年で退職された人もいるのでしょう。現役のひともいると思います。
 
  いつの間にか「低燃費」のいう仕事が「偽装=ごまかす」ということに代わっているような時代になってしまったのでしょうか。それで「OK!」ではないのでしょうが、「隠す」ことが仕事になっていれば、それは少し働く意味合いもちがってきうるのではないかと思います。犯罪に手をそめているようなものではなのでしょうか。

 もう一度、働く(仕事をする)ということについて原点に戻って考えてみる必要があるような事件です。
 通常、働く(仕事をする)ということは、暮らしをよくしてより楽しく過ごす日々をつくるためにやってきたように思います。さらに多くの人手を借りてようやく商品にします。そんななかで、怒りたくなってしまう人、頼りにしている人とさまざまな人間関係をつくってやっと仕事ができるのだと思います。
 そんな中で、たくさんの人との妥協点(まあ、こんなところで)を理解しながら終わるのだと思います。でも、その途中でミスであることを黙ってしまってそのまま行ってしまうこともあると思うのです。ミスを出さないようにと頑張ってあげく、それでもミスは起きてしまいます(私の経験から)。
 そして、ミスの原因の検証。さらには「始末書」とか「謝罪」とかしながらやっとしながら、仕事が終わるものではないかと思います。
 今回の「三菱自動車燃費偽装」は、なんと25年間も放置されてしまっているのですから一人の仕業ではないのでしょう。どういう流れで、そうなってしまったのかこれからの検証がまたれるところです。
 きっと、「赤信号、みんなで渡れば怖くない」方式のように思います。
 それで、利益を得て、賃金いただいて、となっているわけですから致命的なことだといえるのではないのでしょうか。仕事がいつの間にか、「隠す」ことに代わっていたのです。きっと、あとあと後悔しているのはないかと思えます。
 この問題で当の企業より、その自動車の部品を作って納めている多くの中小企業はもっと大変なことになることを分かっていたのでしょうか。大企業のお世話になっている会社にとっては経営の危機になることを考えていたのでしょうか。
……………………◇…………………………………

 最後に、日曜日に新聞を読んでいたら、内山節さんがこの問題にぴったりな文章が出していましたので紹介します。(東京新聞・5月1日付です)
 「(略)職業は職業以外との結びつきを失ったとき、職業だけが独り歩きするようになり、頽廃していく。その結実たえず職業倫理の重要性が語られ、しかし現実は倫理観の欠如した事件が頽廃し続ける。そのことに気づいている人たちは、自分の仕事が社会や暮らし、文化と結ばれている世界を確立しようとして、新しい仕事づくりをはじめ、あるいはボランティア活動などに力を注ぐようになってきた。企業でも従業員の社会貢献活動に本気で取り組むところから生まれはじめた。
 放置すれば仕事が人間を頽廃させる時代を私たちは直視せざるをえなくなっている」(東京新聞5月21日「時代を読む」内山節より)。



◆2 熊本地震…余震はつづく2
 熊本地震の被害が日々拡大だれているように見えます。不幸にも震災によって命をなくした人が日々あきらかになっていくのを見るにつれ大変だろうと思います。
 この連休でボランティアの人たちが多く参加するようになってきたとニュースで見ます。
 この震災復旧の補正予算も組まれました。ここは政治家がでなくてはどうにもならないほど甚大な震災です。
阪神淡路大震災のときは、村山首相が災害の起きた避難場を訪問しれていた映像が浮かびます。そして、東日本大震災では菅直人首相がいちはやく静岡の浜松原発を停止させたことが印象にのこっています。当時の首相のそれぞれの行動は、最悪を想定した決断であるように思います。
 それで、今回では安倍首相は訪問することも大切ですが、なによりも川内原発の停止だろうと思いきや、停止はしませんでした。
 原子力規制員会の権限が優先されたのでしょうか。それにしても、地震によって避難するまでの道路も寸断されるだろう。原発事故が再び起こったらどうする気でいるのでしょうか。やっぱり、ここはとりあえず「停止」で様子をみることが大事だと思うのですが…。





 今年は久しぶりにメーデーに参加してきました。(29日・連合主催・代々木公園)
 昨年は、勤務地が異動でしたので右往左往そいるときでそれどころではなかったので参加できませんでした。今年は87回目だそうです。わたしが参加したのは連合主催の「中央メーデー」。新聞によると約4万人の参加だったようです。年々、メーデーもさまがわりしているように見えます(政府代表も参加するのですから)。組合旗も以前は赤い一色でしたが、青や緑の色の旗も目立つようになったようです。さらに、違ってきたのは労働組合の闘いのや、いまいちばん労働運動の課題などが聞かれなかった(?)ように思えます。
 それでも、各労働組はそれぞれの職場で理不尽な労働者のことに権利を主張して頑張って闘っているのでしょう。メーデーはその団結を意識するのですが、なぜかバラバラにも見えました。

 労働者どうしの連帯・団結がいのちであることを確認する場であるのだと思います。

 

暮らしの底上げ実現に向けた特別決議(案)

 雇用・生活の安定と明日への希望――これこそが社会の持続可能性を実現するカギである。雇用労働者の7割を占める中小企業で働く人々や約2,000万人の非正規雇用で働く人々をはじめ、すべての働く者の「底上げ・底支え」「格差是正」を確実に進めることが不可欠であり、子育て・医療・介護などの将来不安も払拭されなければならない。当然のことながら、雇用と生活に重大な影響を及ぼす労働者保護ルールの改悪は、これに逆行するものであり断じて認められない。
私たちがめざすものは「働くことを軸とする安心社会」である。それは、誰もが公正な労働条件のもとで多様な働き方を通じて社会に参加でき、互いに社会的・経済的な自立を支え合い、自己実現に挑戦できる活力あふれる参加型の社会である。
こうした社会を実現するため、私たちは以下を求めて取り組む。
  一、将来世代への責任を果たし、真面目に働き生活を営む者が報われ、暮らしの底上げにつながる政策の推進
  一、誰もが誇りを持って働き続けられる良質な雇用と労働条件の確保、安全・安心に暮らすための社会的セーフティネットの拡充
  一、立憲主義と民主主義に立脚し、基本的人権、平和主義などの普遍的価値を尊重する、健全で緊張感ある政治の確立
本メーデーを契機に、私たちは「クラシノソコアゲ応援団!2016 RENGOキャンペーン」を通じて、一人ひとりが、職場・家庭・地域で理解と共感を呼び起こす取り組みをより一層展開し、社会的うねりを巻き起こしていく。そのうえで、連合は、働く者に寄り添う政治の実現をめざして、来たる7月の参議院議員選挙での組織内候補者ならびに推薦候補者全員の勝利に向け、総力を挙げて取り組む。
以上、決議する。
2016年4月29日
第87回メーデー中央大会





※毎年、天候にめぐまれない「くらやみ祭り」がはじまりました。こえれが始まると、もうすぐ夏だなあと思います。この連休中は、関係者は休めず毎日のんじゃお祭りなのでしょうなあ。


     ■くらやみ祭り■ 





●●●●>おまけ<●●●●

 今年も連休中一度は山歩きにくと計画していました。一人になるか数人でいくか迷っていましたが、結局一人で行ってきました。毎年この時期は一日つかっていきます。
 最近び高尾山は、多くの人が足を運ぶようになり、連休中は人が多くて大変です。いつも山歩きの最終目的地は高尾山としていましたが、毎年、人をかきわけて、駅までむかうことが多くうんざりしていました。
 こんな所でけっこう時間を多く使ってしまうので大変でした。そこで今回は、逆から(スタートを高尾にして)行くことにしました。高尾から入り、陣馬高原へぬける予定で歩きました。

 さすがも午前7時半ごろは人もまばらでスムーズに歩けます(写真下)。
 混雑は駅から(京王「高尾山口」)まででそれぞれが自分のコースに進むうちに人もまばらになってきます。






 城山では桜がまだ咲いていました。



 緑のグレデーションがこの時期ではならではです。



 小仏~景信山へ。登山者も少なくて楽です。




 どんな連休をお過ごしでしたでしょうか。どれも天候にめぐまれればいいのですが、こればかりはどうにもなりません。天候を読むことも大事になってきました。
 この時期の、山歩きでいちばんいいのは、たくさんの花をみることが出来るということでしょうか。こんなところに…と思うこともあります。いやなことは、虫もいっせいに動き出すので、ハチにさされたりすることでしょうか。
 この連休中もニュースで山での遭難者やけが人が多いことを伝えています。休み中にどうしても行こうと計画してしまいます。それもわかるように思います。大事なことは、行っても無理をしないように心掛けることだけでしょうか。自分にあった登山を楽しむことが大事だと思います。

 さてさて、連休も終わりです。
 休み中にやろうと思ったことができたでしょうか??。
 けっこう恒例の帰省ラッシュは続いている様子です。なんとなく、過ごせばなんとんく…終わってしまいます。それでもけっこう人生「楽」になりそうにもありません。世の中、黙っていたら「苦」にひきずり込むようにできているのでしょうか。

 連休…とはいってもそれほどやるようなことがないのが現実です。終わってみれば「休み」はいかに「時間を使うか」ということに悩んでしまいます。それでも、時はすぎていきます。
 あーあ、休みがおあるとまたもっとも長い「日常」がかえってきます。それでも、ときどき「非日常」をみつけたは楽しむしかありませんかねえ。

 また仕事があります。宿命ですね…。
 それでは、この辺で。今回は更新が遅れてしまいました。
 この連休が終われば、この休み中にたまった仕事がまっているだけ…だと思うとウンザリする気持ちも起きてくる。それでも、どうにか、毎年送ってきた。今年もそんなところで始まるだろうと思う。

 まずは、職場のプリンター2台、パソコン3台のスイッチを「ON」にする前に自分の心に「ON」にしようと思う。
 それからしか始まらないようだ。それにしても、九州地方の地震はちいさくなったものの毎日続いている様子だ。なんということなのだろうか。地球は生きている…とつくずく思う。そこに暮らす人々も生きている。一日もはやくそのバランスが保たれて、あたりまえの生活を戻ればいいとねがうだけだ。


 読んでくれた人、ありがとうございました。