こんにちは…
とうとう9月になりました。
9月にはいたったとたん、毎日天候がすぐれず涼しいのはいいのですが雨ばかりでまいってしまいますね。
今週は、青空を見たのは一日だけでした。と思えば、すぐに雲が現れて、傘もやくにたたないほどの雨が一時ふる日もありました。今週はこの雨に悩まされた日々でもありました…ね。
散歩をしていると、少しずつセミの声が少なくなって、代わりに秋の虫たちが鳴きはじめていました。そして、日の入りがはやくなり、暗くなるのもはやくなってさびしい感じがするようになってきたと思えます。
夕方5時ごろの職場のビル街にはどこも、明るくて、ビルとビルの隙間がとても暗いのに驚かされます。
さて、今週の印象にのこったニュースは、「五輪エンブレム問題」でした。
こういう世界は、よくよく見てみると自分の自信作…と思っていても似たようなものがあるように思えます。パソコンの普及によって、自分の国以外での発見ということも多くなったのでしょうか。
それにしても、デザインをした作家佐野研二郎氏も有名なデザイナーであれば、世界中のデザインはおおよそ見たいる人だと思うのですが…。意外と勉強不足なのでしょうか。
だれが見ても似ている…と思われても仕方がないようい思えました。それも、大イベントの五輪使用ですから、ことは世界的ということも十分承知していたのでしょう。
それでも、発表してしまう。これは、どういうことなのでしょうか。
盗作まがいのデザインがほかにもあったとうから、「これは、やっぱり盗作だな」と思われても仕方がないかもしれません。でも、この世にだした自信作がこういう結果になってしまったということは、残念です。
まして、多くのスポンサーがデザインを発注し、すでに使ってしまっている。まさに、後手後手の泥試合の様相です。なぜこうなるのでしょうか。
やっぱり、広く世間からの公募をしないからのでしょうか。五輪ロゴデザイン関係者は自分たちだけでどうにしちゃえ…と思っているのでしょうか。
それこそ、デザインを手がけた佐野研二郎氏だけのことじゃないのだろうと思えます。
今後は、どうなるのだろうか…。また余計な税金が使われるのでしょうか。まいってしまいます。
「お・も・て・な・し」…はどこ吹く風にしないでほしいものだ。
◆ ◆ ◆
ひと息に 吹き飛ぶ 虫の命あり
◆ ◆ ◆「安保法制」でした。9月に入り、参議院でも審議がされています。審議すればするほどおかしくなっていくような法案でもあります。「自衛隊が勝手に作戦計画」まがいのプランをつくっていたことや、法の番人の最高裁元長官が集団的自衛権の法案は「違憲」とだという。それが、証拠に国内の憲法学者も「違憲」だという。
それでも、今月、政権与党は法案を採決するという。
いったい、この国は民主主義の国ではなかったのか…という疑問がうずたかく積もっていくような日々がつづいています。先月の集会には12万人もの反対が結集されたいうのに、それでも多数決で賛成にしてしまう政治も変だと思います。
さらに、来年の参議院選挙にむけて民主党が解党する動き…。なぜ、この重大なときにそんな発想がでてくるのか、「議員てえのは政治家だろう」。いま政治をしなければいつ政治をするのか。野党はどこへ逃げるんだ。
なんとも、不思議な国会があるような気がする。
これが現実だと、期待をした人たちを裏切るようなことはやめてほしいものだ、と思う。だから「野合の衆」と思えてしまう。
はやいものである。
時間だけ早すぎて日々の思いも吹き抜けていく。
ときどき、今の政治家はいったいどうしようとしているのかわからなくなる。自民党であれ、まさい独裁者ごとき首相になんの反論もできない与党議員たち。このまま、暴走させればどうなるかということを説明できないほど責任を放棄しているように見える。
今週は、政治の愚痴ばかりになってしまった。
考えてみれば、国会議員を選んだのはなにをかくそう国民一人ひとりの一票で、結果として今の政治になってしまったということだろう。でも、オカシイものはオカシイと言えることが大事だと思う。だから、今回はオカシイといってきた。それも、これは本来のぼくの仕事ではない。ただ、委託しただけなのだ。
それが暴走しているようになっている。
今のところ、ぼくの周りはいやなことばかり多い日々だ。
かみさんは、神経痛で病院通いが続いている。それでも、なお日々の仕事は、おかまいなしに無神経につくられていく。流されまいと思いつつ日々は、ようしゃなく過ぎていく。楽しみも忘れてしまうほどに…。
今週は愚痴…の連続。これでも世の中回っている。それは、他の人が元気でいるからだろうと思う。
そんな人たちのおかげで僕らもまわっているんだろう。だから、支えあっているどうにかつながているのだろうと思える。これからも、そうなのだろうし、そうありたいと思う。
少しずつ、愚痴のすくない今月をつくっていくのが9月の目標なのかもしれない…とも思う。
9月が始まりました。今月は月末に連休も入っていてのんびりできる月でもあるはずなのに、そんなにうれしいとは思わないのは、ちょっと疲れているのだろう。こんなとき思う出す小説が『樅の木は残った』の原田甲斐の生き様だろう。少しずつ読み始めよう。
こんな愚痴に付き合ってくれてありがとうございました。今週も「戦争法案反対」をあきらめぬように行こうと思う。
読んでくれた人、ありがとうございました。
※散歩の途中、雨が多いせいか紫つゆ草の群生をみることができました。たくさん咲いているのをみるのもあと少しです。それでも、けなげに季節を読み、雨とつきあって生きている小さな花がきれいに見えました。