こんにちは。
昨日、関東地方は梅雨に入りました。
散歩に出てみると、朝からの雨は少し引いてしまいます。それでも、意を決して出てみると雨の中でもけっこう人が多いのに気づきます。紫陽花も咲き始めていますし、雨音を聞きながら静かな朝もいいものです。ただし、靴は長靴が条件ですね…。
今週はいろいろ出来事がありました。
そして、今週のキーワードは「1」「15」「17」という奇数数字です…。
「1」は1年たらずの検証で「大飯原発再稼働」。「15」は15年もかけてやっと無期懲役から無罪をかちとったネパール人の「東京電力女性社員殺害事件」。「17」は17年もの間、逃走していた地下鉄サリン事件の女性の犯人菊池直子氏がやせ細った状態で逮捕された…というニュースが連日話題になっていました。
私にとって、この数字でいちばん気になるの数字は「1」という数字でした。考えてみれば、昨年3月に福島第一原発が事故を起こし、全国に放射能を撒き散らし、大きな被害をつくりました。
その放射能の危険性がいまだに解決をみていないなか、再稼働とは、いったいこの国の政治は市民の良識をいったいどう考えているのだろうかと思いました。
それも、夏の節電もまだ実施されてないなか、「電力が足りない」という恫喝とも思える響きがありました。
また、あきれてしまったことは、東京電力の「電力料金の値上げ」でした。
それも、今年、社員の一時金は支給しないが来年から実施する…とのニュース。
これだけ、多くの人に迷惑をかけた企業が、事故に対する反省もないような行動。
「いいかげんにしてくれ」どこまで、無責任な対応なのだ。値上げするにも、全然反省のない傲慢な行動のように思えました。反発するのは誰だって思うでしょう。
さらに、これまで巨額の税金が使われたのにもかかわらずだ。まだ、安全性の確認もできていないこともある。
津波に安全でも、地震でくずれたりしたらいったどうするのだろうか。さらに、あきれたのは「福島を襲ったような地震・津波が起きても事故を防止できる対策と態勢は整っている」と首相が説明していたことだ。
対策はいいが、事故がおきて、故郷を離れた福島の人たちへの対策が、いまだにできていない。徐洗したところで、洗われた放射能の行方も不明。避難した危険地帯の人たちの保障。また、連日開かれた事故検証で次々に露呈される問題。いずれも解決ができていないのに、こんな説明だけでは信用できないなあ……。
等など…。この梅雨の時期に、なかなかすっきりした回答がでていない。
ただ、わかっていることは、事故がおきたらおそいのだ、ということだ。なにゆえにこれおほどまでに再稼働をしたいのか。電力会社の努力もない値上げ、対策もできていない政府の対応、いずれもあきれてしまいました。
原発の放射能問題はこれからが問題になってくるのだろう?
何年かたって、その結果、さまざまな放射能による病気がでてきたら、原発の危険ですといっても遅いのに……。地震もいまだにとまっていない。
東京電力の料金値上げ、原発再稼働など、この国にすむ人々の疑問は、無視されているように思えた。
これからが問題になっているのに。
また、いま民主党も「危険」な状態なのに。
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※アメニモ負けずカゼニモ負けず……青空のした元気に野球をしよう!
散歩の途中、多摩川の野球場で元気にプレーを楽しむ人たちを眺めての一枚。梅雨の合間をかいくぐって野球をサッカーをと、ところせましとがんばる人たちがいいです。青空をバックに今日も一日、奮闘します。
◎オウム真理教による地下鉄サリン事件の菊池直子容疑者逮捕(6/5東京:2375)
オウム真理教による地下鉄サリン事件で17年間逃走したいたオウム真理教信者、菊池直子容疑者(40)が、殺人、殺人未遂容疑で逮捕された。
17年間も逃走していると、顔も体も変わってしまうのだ。
17年前に指名手配されて、町のあちこちに張られたポスターからは想像できない、17年後の容疑者の変貌に驚いてしまった。
あんなにふっくらしていた顔も、やせ細ってあわれにも見えた。人の顔はぞれぞれの環境によって変わるものだ思った。以前、友達が、会社を辞めて違う職業について1年後にあったときも、依然の顔とちかっていたのには驚いたことを思いだした。
目つきがだいたいちがっていた。
生きていれば、その環境によって身も心もいろいろな形にかわっていく。いま、いる私も17年前はどん顔だったのだろうか思った。ただ、いえるのは、それなりの顔ができるものだ……ということだろう。ジジイも変貌するのだ。
◎1977年に起きた「東京電力女性社員殺害事件」で、東京高裁第四刑事部は7日、強盗殺人罪で無期懲役が確定したネパール国籍ゴビンタ・プラサド・マイナリ受刑者(45)の再審開始と刑の執行停止を決定(6/7・東京:2377)
前月「名張毒ぶどう酒事件」で奥西死刑囚の再審棄却の決定も記憶に新しい。要は証拠なのだが、取り調べの段階で検察側がシナリオを作っていたのか?。
大阪検事局の事件もあるし、事件は会議室でつくられていた…という事件も多くあると思うと、昔の取り調べ、人間のやることだから「差別」もあったという意見も……わかるような気がする。
日本に出稼ぎにきている外国人は多い。群馬県であったか、ブラジル村があるくらいだから、日本に出稼ぎに来てるブラジル人が放映されたテレビ番組をみたときがあった。右も左もわからない外国人は不安がいっぱいだろう。
まして、犯罪容疑者になってしまったら、パニックになってしまう。
やっぱり、横のつながりが大事だろうと思った。会社では縦の関係が多いが、安心でくきるのは横のつながりだと思う。
今回の判決は外国人にとっても、日本人にとっても朗報だ。
経済の停滞で、日本人も中国などに出稼ぎにいっている人もいると聞く。
これが、まったく逆であった場合、日本人はどれだけ外国人に信頼され愛されているのだろうか。
日本国内にだって、派遣社員や契約社員を外国人のように見ている人もいるだろう…と考えてしまう。世のなかうまくできているというのか、差別の構造がそうさせているのか、弱いものへとむかっているように思う。
職場でも、いちばん文句をいわれるのは黙って気の弱そうな人、管理職の間では、末端の管理職、自分のことは棚にあげ、文句ばかりいう構造と同じように思う。どんな、ことをいっても最後はこの仕組み……。
◎富士山噴火の対策協発足(6/9朝日:2381)
富士山の噴火に備え、静岡、山梨、神奈川の3県が8日、国や周辺自治体ら約60機関からなる「富士山火山防災対策協議会」を発足。国は東日本大震災を受けて防災基本計画を修正し、火山による広域災害に備える体制要請。
静岡県から九州沖の「南海トラフ」で起きるとされる東海・東南海・南海の3連動型地震に伴う噴火が懸念されている。
小さな記事だが、うなずける。
日本の火山がおかしい…とはきいていたが、こんな組織ができているとは。だから、やはり原発は再稼働ではなく、停止だろう。
小松左京の「日本沈没」が注目されているのもうなずける。また、最近は関東周辺での地震が頻繁に起きている。
いずれにせよ、備えることは大事だと思う。結果、どうあれ、アキラメがつく……。何もやらないよりもいいと思う。
いいかげんかもしれないがそんなことくらいしか浮かばないし、できないなあ。
人が人を評価する……ということを、私の会社もいつからやるようになったのだろか。これは、ある意味、いいとは思ってはいない。しかし、何かの査定をつける場合に必要なことなのだろうと思う。
とはいっても、結局人間だから「好き」「嫌い」という個人の思惑が入ってくるのだろう。極端だが、自分にとっては、親分、子分の関係であれば絶対に身近に自分のいうことを聞いてくれて、すばやく対応してくれる人が絶対に評価がいいに決まっている。
つまり、評価基準などというものは最後は、自分の好みになる……ということだろう。全員が一つのノルマをよーいドンで速さを競うものであれば、一等、二等と順位がはっきり分かれるからいいが、人の評価はそうはいかないのが現実だろう。さらに、私がいくらよくても、さらに次の人にとっては都合の悪い人にうつっているかもしれないのだろうし……。
組織ってえのは縦割りの社会……。この縦の関係は命令と実行という関係名だろう。まあ、これが壊れたら会社という組織もうまくいかなくなるのだから仕方がない。それはそれと割り切っていきる社会が会社だ。
かといって、人(上司)の顔色ばかり気にしていては、いい仕事はできない。かといって、完全に無視することもできない。ちょっとは、おだて、うまく持ち上げて、いい気持にさせてつきあっていくしかないということなのだろう。「社員がうまく、上司を操縦することも大事な仕事」と思うしかない。
私自身、会社では「ウン、ウン」と素直に聞くが一度社外になったら顔も見たくないほどの人もいるのが正直なところだ。
だから、正直、本当に評価するという表現は利害関係がある場合は仕方がないとあきらめて、本当にいい人間関係は横のつながりをもっていきたいと思うことが多い。
で……私の評価は結局、好き嫌いで決めるのが上司の役目だろう。
「失敗ばかりやっていてすいません」の弁ばかりと私の評価は低いだろうなあ。前回も、下から数えた方がはやいというところだった。
と、いってもそればかりが私ではないといことを、普通に感じさていればいいのだ。
結局「人物評価」はフィギアスケートの得点みたいなところがあって、採点者の好みでしょうか。最後はそんな単純なところかもね……。
大事なことは、他人の評価よりも、自分を支えている、自分の評価(いいたい私はどんな人間なのだ)ということが一番大事なことでしょう。
そして、自分に一番正直な自分がもっと大事ことでしょう…と考えますが。
あじさいの花が梅雨の季節にはなをそえています。散歩の途中、季節の変わり目を象徴している花です。
いやなことより、美しく、けなげに咲いているあじさいが何よりもえらい!!
今週もまた、理不尽な人間関係の荒波で頑張るしかないなあ。
週末の楽しみを思いつつ……
○おまけ○
2年後のサッカーワールドカップブラジル大会アジア最終予選で日本代表の快進撃には驚きです。今回は強いぞ、と思います。
次は12日オースラリア戦。アジア大会では、決勝で破り優勝した日本ですが、さて、今回はどうでしょうか。このままのプレーで、リズムをもってやれば勝てるかおしれません。アウウエーだから、悪くても引き分けでもOKでしょう。
今週も、飽きずに、読んでくださった方、ありがとうございました。