日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
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  あしたを考える一日をつくりたいね……

初任給でプレンゼント

2008年05月11日 | Weblog
嬉しさ半分…心配半分ですが
 5月の連休も終わり、また盆休みを楽しみに働き出しました。
いつの間にか季節は立夏。もう春から夏に向かって進んでいます。どうりでせっかくの休みの日であるのに雨ばかり降っていることが多いようです。そして、梅雨が近づいていることを自然は知らせているようです。
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さて、最近会社の研修でがんばっている娘から誕生日プレンゼントの日に「初任給」で傘をプレゼントしてもらいました。はやいもので、卒業したと思ったら、研修にはいり毎日悩みながら研修にいっていました。月に一度の会社からの日々の代価として得た給料。彼女はどんな思いでもらったのでしょうか。そして、その賃金をえるために日々の労働をどんな思いで送っているのでしょうか。
プレンゼントをいただいた嬉しさの半分、そんな思いが頭をよぎりました。
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 最近、日曜の夜「ガイアの夜明け」(職場格差に光を!)(4日テレビ東京放映)というテレビ番組を観ました。大学を卒業して自分の希望する就職先を選べなかったこと。希望した会社からの採用されなかった若者が派遣社員やアルバイトをしながら自分にあった働き場所を見つけよとしてドキュメントした。アルバイトや契約社員も同じ労働者です。しかし、番組では会社の企業業績によって簡単に解雇されてしまいます。また、社員と同じようにあるいはそれ以上に働いていても賃金の格差はいっこうにちぢまっていきません。正規社員と同じようにとまでいかなくてもせめて、その何分の一かは賃金や賞与をえる資格はあるのではないか…と訴える女性契約社員。しかし、会社はいっこうに賃金を上げる方向に話し合いがでてきません。さらにはアルバイト社員を会社のつごうで一方的に解雇するという現実がつきつけられます。
 そんななかでとうとう会社と闘うしかない!と立ち上がる。
 私も番組をみていて、法律では保障されていても結局はその条文を自分達のものにするためには闘うしかないのだろうと思えました。
 一方、いままでパート契約社員であった労働者を正規社員として採用していく会社も紹介されていました。いずれにせよ、会社の経営戦略の一貫として採用であることはいうまでもありません。そのときに、その時代にマッチングしただけのことなのでしょう。
 その番組をみていて「経営者」が資本をだしている側であるのは現実としても、それを支えているのは労働者であること、それも多くの契約社員、パート社員であることをみると「経営者」の責任は大きいと思えた。一方で、労働者の地位や賃金格差は上がる傾向にない現実を今後どう解決していくかが「経営」する側の責務であることが明らかになってきたように思えた番組でもあった。
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 そんな実態のなか、「首都圏青年ユニオン」が少しずつ組織率を伸ばし始めているという新聞を読んだ。30人でスタートした組合員も今では300人に増えているとう。(毎日新聞報道)
 大きな組織は年々、組織率が低下しているという。なぜ、組織率は低下しているのかおそらく理解しているだろう。小周りのきかない組織の弱点を「首都圏青年ユニオン」は克服している。
 大きな組織は組合のための闘い…首都圏ユニオンは一人ひとりの闘いをささえていく組織というところだと思う。両方も同じよう目的は一緒だろうと思う。
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 最近3年で会社を辞めていく社員ということも聞く。せっかく入ったのにと思うなか、経営が悪くなくても社員が辞めていくいう。理由は経営方針、人間関係と多い。
 さて、彼女はいったいどんな思いで仕事をしているのだろうか思った誕生日であった。
*読んでくださった方、ありがとうございました。