パピとママ映画のblog

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あと1センチの恋 ★★★

2015年03月18日 | あ行の映画
『P.S.アイラヴユー』の原作者としても知られるセシリア・アハーンの「愛は虹の向こうに」を基に、友達以上恋人未満の男女の擦れ違いを描くラブストーリー。6歳のころから全てを共有してきた男女が思いを伝えられず、それぞれの人生を歩むことになりながらも、思いも寄らぬ運命へと導かれていくプロセスを映す。主演は、『白雪姫と鏡の女王』などのリリー・コリンズと『スノーホワイト』などのサム・クラフリン。運命のいたずらに翻弄(ほんろう)され、12年間も擦れ違い続けた二人のもどかしく切ない関係に胸が詰まる。
あらすじ:ロージー(リリー・コリンズ)とアレックス(サム・クラフリン)は6歳のころからの友達同士。自分たちの住むイギリスの田舎町を出て、アメリカのボストンの大学へ進学しようと約束し、二人とも合格。ところがロージーは、クラスの人気者クレッグと軽い気持ちで関係を持ち、身ごもってしまう。アレックスはボストンへ移り、ロージーは一人で子育てに奮闘するが……。

<感想>すれ違い続ける男女の切ない恋を描いた王道のラブコメ。最初っから意図していたのか、それとも撮っているうちに現場の人間がみんな、彼女に魅了されて虜になってしまってこうなったのか、とにかくも、ヒロインのリリー・コリンズの見事なアイドル映画であります。眉毛が黒く凛々しくくて可愛いのが特徴。男は誰だってメロメロになるよね。

どのショットも彼女のとびきり綺麗で、可愛いいくて、共演者たちも中々いいし、相手のアレックスのサム・クラフリンのイケメン青年といい、彼女の魅力をいっそう引き立てているのに奉仕しているかのようだ。
だから、物語はご都合主義なところもありながら、可愛らしいラブストーリーだけど、その中に生きのいいコメディ要素もぶち込まれていて、てきぱきとした演出で結構笑わせてくれます。
「あれ何処なの?、何、あれよ」とコンドームを探すベッドシーンから始まるこの映画は、幼馴染の男女のドタバタと慌ただしい年月を描きながら、全体にどこか緩やかな感覚が支配しているのが楽しい。

ヒロインの夢は、小さなホテルの経営。それを序盤で知らされた途端に、どんなにすれ違っても最後はそこで落ち合って、アイ・ラブ・ユーになるだろうと思ってました。だから、その通りに進んでいくわけだが、それでも一向に構わないし、そこを楽しみながらって、高校卒業のプロムで、大好きな幼馴染の彼とダンスをするどころか、大切な処女を遊び人の男に上げてしまい、挙句にその1回で妊娠をしてしまうなんて。どこまでドジ娘なの、初めっから頭が変じゃないの、好きな彼氏がいるのに大事なバージンをどうでもいい男にあげちゃうなんてね。そして妊娠とは。

どうしようか悩んで、両親がカトリックなので中絶は出来ないし、友人が「生まれたら里子にだせばいい」という提案に同意して、結局産むことに。その時に、大好きな彼氏アレックスは、ボストンのハーバード大学への入学合格ときたもんだ。ロージーも一緒にボストンへ行くには、ハーバード大学を目指し見事合格したのに、妊娠発覚とは。結局は、父親のクレッグに子供が出来たと言うと、驚いて逃げてしまう。もう最悪な結果になってしまった。

というか、このロージーって、とんでもなくおバカさんで、大事なバージンは好きな男に捧げるものよ。断られたら、そん時は諦めるのね。そういうもんよ。
だから、うじうじとこの二人は、好きなのにはっきりと意思表示しないから、お互いに別の相手と付き合い結婚をすることにって、バッカじゃないの。
波乱万丈なのに予定調和のロマンス。従って彼女がことごとく頭の悪いチョイスをしても、安心して観ていられますから。
彼氏のアレックスも、どこか憎めないお人よしで、彼女が他の男と寝たと聞くと、自分も女を作って寝てしまうし。勝手にしてくれと言いたくなる。

双方の家族や友人たちが入り乱れて、結婚式の場面もあるが、ロージーの妊娠した男、クレッグが謝ってきて丸く収まり、娘のためにもクレッグと結婚をしてしまうロージー。それに、アレックスもそれを聞いて、サリーという美人でスタイル抜群な女と結婚をしてしまう。
「人生とは、いつも取り込み中なのだ」と実感させられる。お互いが、相手は違えど結婚生活をエンジョイし始め、ですが、お互いの心にはまだモヤモヤ感というか、火だねがくすぶっており、そうこうしているうちに、ロージーの夫のクレッグが浮気をして、アレックスの妻サリーも浮気をしてと、お互いに夫婦生活は破綻してしまう。でも、アレックスってモテモテだから、高校時代の童貞をあげた女性とも恋仲になって、結婚するというのだ。

映画の最後に姿を見せるアイルランドの田舎の、崖の上のホテルの佇まいが素晴らしくて、ここで二人が仲良くならなかったら帰ろうと思ったわ。ハッピーエンドで良かったね。
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