風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

パンフルート調律用の手作り道具

2011-06-25 | ミツロウ・調律方法

     

           手作り調律用具とミツロウ                工房前の畑でとれた梅の実

パンフルート工房の香原です。広島市の工房でパンフルートの製作・修理・販売を行っております。

パンフルートの調律方法にミツロウを採用すると専用の工具が必要となります。

底に落としたミツロウの玉を押しつぶし平らにならす用途の丸棒。3種揃えています。

音が高くなりすぎた時に底のミツロウを掻きだす工具、当工房では竹を薄く削り寸法の違う5本を用意しております。

それとミツバチの巣を溶かした蝋「ミツロウ」がセットとして添えられます。

パンフルートが工房を出るときは、各管にミツロウを詰め調律を済ませて試奏もしておりますので、

あとは手にした演奏者本人が微調整すればよいのでミツロウの量はそんなに必要ではありません。

「パンフルート工房」香原への問い合わせは082-894-0854またはxiaxi@go8.enjoy.ne.jpへどうぞ。

広島パンフルート愛好会。nakamura@an-pan.org.vcfへもどうぞ。


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2 コメント

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Unknown (mmbannbuu)
2011-06-26 00:32:01
「ミツロウを掻きだす工具」について、どのような工具か、方法を教えていただけますか。

私は、木工用ドリルビットを手で回して書き出していますが、めんどうに感じています、管内を損傷することもあります。
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掻きだし工具 (パンフルート工房)
2011-06-26 08:56:21
mmbannbuuさんコメントありがとうございます。
ミツロウ掻きだしドリルビットはやめたほうがよいですね。今まで2種類の方法を目にしております。一つは丸棒の先を十字ドライバー状に加工しわずかづつ掻きだす方法。私はそんなまどろっこしいことはしておられないので、いわば先を-ドライバー状に加工して底をかき回してミツロウをとりだしております。
女竹・ハチクなどの薄い竹を割り先を削り加工します。径に沿って何種か作り両端が使えるよう少し寸法を違えます。
後は面を取り手を怪我しないようにします。これでやってみてください。
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