風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

dajoeriさんの軽い音と私の重い音の角度の違い

2018-12-29 | パンフルート演奏研究

パンフルートの音の立ち上がりの角度の違いを見るには、別々の製作者の楽器を比較する

とよくわかります。

                      今朝は今冬最初の積雪となりました。

  

 

パンフルートの音質を比較する時、他の工房の楽器と私の工房の楽器と比較するとその違

いはよくわかります。

スイスのdajoeriさんほかヨーロッパで作られたパンフルートは、音質は軽く硬い音が響い

て来ます。

一方日本産の竹・木を使っている私の工房の楽器は、重く鈍い音です。

軽い音のパンフルートは音の広がりが早く一瞬で分散する感じです。

重い音のパンフルートは音の広がりがゆっくりで塊となる芯が押し出されて行く感じです。

ときおり修理で当工房をおとずれるdajoeriさんの楽器を吹かせてもらう時、明らかに違う

立ち上がりの角度の違いを確認できます。

 

     

風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)

連絡先 080-5235-7664 082-894-0854  panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで