パンフルートで音量が大きい音と小さい音はわりと簡単にみなさんも出されていますが、
軽やかに弾ける音と重っ苦しい音を空気をコントロールしながら出すことはできますか?
みなさんはパンフルートで音を出す時、どのようなことに気をつけていますか。
多くの方は一定の立ち上がりを求めて、同じタンギング位置でおなじ息の量・強さをもとめ
変化をつけないことを心がけておられると思われます。
初心者のうちは基本通りそれでもよいのですが、初級・中級に進むにつれ意図を持った音作
りの方向に目をむけましょう。
音の立ち上げ方には大きく分けて2通りあります。
一つは軽めの音が出る「パーンと瞬間的にはじく」ような立ち上がり前半に重点を置いた吹
き方です。
もう一つは音が重く沈み込むような「柔らかく立ち上げてその塊を押し込んでふくらませて
最大限に持って行く」後半に重点を置いた吹き方です。
いろいろ試されて音の質感の研究を進めてください。
風の音パンフルート製作工房 広島市安芸区上瀬野町205 国道2号線沿い
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