風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

箱型 側面板切り剥がし

2016-11-13 | 被爆樹木のパンフルート

パンフルートの底面箱型作りは最底面を仕上げ、その面を基準に側面の寸法取りをします。

  

 

 手順は仕上げた底面カーブ線を基準に太い低音管部分は巾広く、細い高音管部分は巾細く目印を入れその間を

滑らかに線で繋ぎます。

その線上をカッターナイフでキズをつけ、しだいに深く切り込んで行きます、

側面版は1㎜ですのでそれ以上深く刃先が入らないよう慎重に切り込みを入れます。

終わったら端から順に剥がして行きます。

本体表面に余計なキズがつきやすい作業ですから時間をかけて慎重にすすめます。

また刃物がすべって手を切る可能性もありますので、両手の位置関係は常に目視し安全最優先です。

 

  

 

風の音パンフルート製作工房住所 〒739-0302広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)

交通機関 JR山陽本線瀬野駅より路線バス西条・八本松(岡山方向)に乗車、8つ目の上大山下車徒歩3分。