ぶらぶら人生

心の呟き

店先で (オランダイチゴ)

2007-06-21 | 身辺雑記
 今日は、歯科の定期検診日。かつて、数本のインプラント治療を受けたので、ひと月に一度程度、予後の検診を受けている。
 その治療のおかげで、今のところ、自分の歯の如く、食事を味わえるのは、幸せなことだと思っている。

 治療後、友人と食事に出かけた。
 出かけたレストランには、<振り替え休日>と、張り紙がしてあって、あいにくのお休みであった。
 店先の鉢に、イチゴが熟していた。
 私が、鉢の前にしゃがみこんで眺めていると、通りがかりの女性から、「おいしですよ。食べてごらんなさい」と、声をかけられた。まるで自分の所有物であるかのように。

 鑑賞用のイチゴなのだろう。店頭のイチゴに比べ、粒が小さかった。
 緑の葉と赤い実の調和がいい。
 栽培用のイチゴは、ほとんどオランダイチゴだと、ネットの説明にあった。ノイチゴやヘビイチゴのように、球体ではなく、円錐形をしていた。
 <可食部は花托の発達したものであり、表面に分布する粒粒がそれぞれ果実である。>(「ウィキペディア」より)
 花托花床花柄の頂端にあって花の諸部分を着生する部分。(「広辞苑」より)

 日ごろ、ただ「イチゴ」と表現しているものを植物学的に説明すると、上記のようになるらしい。使いなれない専門用語が出てくると、忽ちこむずかしくなってしまう。
 なるほど、とは思ったが、正直な話、私にとってイチゴは、目には美しく、口にはおいしければ、それで十分である。
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