久しぶりに国道を散歩して、撫子の花がたくさん咲いているのに驚いた。一つ二つではなく、群れて咲いているのだ。(写真)
これから猛暑に入ろうというのに、ちょっと気が早すぎるのではあるまいか。
わが家の裏の崖にも、先日来、撫子の数が増えている。
秋の気配の立ち込める空気にこそ、撫子は似合う花のように思うのだけれど。
今、山上憶良の歌を諳んじようと試みたが、なめらかに出てこない。そこで、また本を開いて確かめた。昨年のブログにも書いたというのに……。
秋の野の花を詠む二首(山上憶良)
秋の野に咲きたる花を指(および)折り
かき数ふれば七種(ななくさ)の花
萩の花尾花葛花瞿麦(なでしこ)の花
女郎花また藤袴朝顔の花
(注 朝顔の花が何をさすかについては諸説があった。が、現在は桔梗説が有力とされる。)
これから猛暑に入ろうというのに、ちょっと気が早すぎるのではあるまいか。
わが家の裏の崖にも、先日来、撫子の数が増えている。
秋の気配の立ち込める空気にこそ、撫子は似合う花のように思うのだけれど。
今、山上憶良の歌を諳んじようと試みたが、なめらかに出てこない。そこで、また本を開いて確かめた。昨年のブログにも書いたというのに……。
秋の野の花を詠む二首(山上憶良)
秋の野に咲きたる花を指(および)折り
かき数ふれば七種(ななくさ)の花
萩の花尾花葛花瞿麦(なでしこ)の花
女郎花また藤袴朝顔の花
(注 朝顔の花が何をさすかについては諸説があった。が、現在は桔梗説が有力とされる。)
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