ぶらぶら人生

心の呟き

対話の楽しみ

2023-02-02 | 身辺雑記
 遠藤豊吉編・著
 日本の詩 4 『いのち』
   日本の詩 5 『わたし』

    


 昨日から今日にかけて、上掲の詩集2冊を読む。
 それぞれ20篇の詩がとり上げられている。
 遠藤豊吉さんの視点で選ばれた「いのち」や「わたし」をテーマとした詩である。

 散文と違って、詩語の一つ一つが心を潤す。快い対話をしているような気分を愉しむ。
 現代の詩人で、今まで最も多くの作品に接してきたのは、茨木のり子、ついで谷川俊太郎かと思う。二人の詩集は幾冊か書棚に並んでいる。
 上掲の2冊にも、当然取り上げられている。少し古いところでは、中原中也の詩も好きである。
 今回、『日本の詩』を5冊まで読んで、掲載されている詩の全てが気に入ったのは、黒田三郎の詩であった。
 『黒田三郎』は、大岡信と谷川俊太郎の編集による<現代の詩人 全12巻>の中に含まれれいる。
 『日本の詩』を読了したら、黒田三郎の詩集を読みたい。

 
 寒くもなく、風もなく、散歩に適した今日であったが、なんとなく気が進まない。無理は禁物と思い、ソファに座って、数独は一日2問と決めているのに、3問目を解いてみたり、身近に置いている読みかけの本を読んでみたり、運動不足の一日を過ごした。
 あの道を歩けば、そろそろウグイスの声が聞けるだろう、と思いながら、気持ちが乗らなかった。


 家の周りを幾度か歩いただけであった。
 冬庭は、殺風景である。
 今は、ロウバイとスイセンが咲いているだけ。

    



 前庭に向かっているとき、私の気配を察して、ヒヨドリが、バタバタと隣家の裏庭に向かって飛び去った。
 イタズラをしていたに違いないと思いつつ、前庭に出ると、マンリョウの赤い実が、みな食べられていた。幾本かあるマンリョウの実は、悉くなくなっている。
 ナンテンの実も。
 淡黄色のマンリョウの実さえも。
 がっかりする。


    



    


    
コメント
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