遠藤豊吉編・著
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日本の詩 4 『いのち』
日本の詩 5 『わたし』
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昨日から今日にかけて、上掲の詩集2冊を読む。
それぞれ20篇の詩がとり上げられている。
遠藤豊吉さんの視点で選ばれた「いのち」や「わたし」をテーマとした詩である。
散文と違って、詩語の一つ一つが心を潤す。快い対話をしているような気分を愉しむ。
現代の詩人で、今まで最も多くの作品に接してきたのは、茨木のり子、ついで谷川俊太郎かと思う。二人の詩集は幾冊か書棚に並んでいる。
上掲の2冊にも、当然取り上げられている。少し古いところでは、中原中也の詩も好きである。
今回、『日本の詩』を5冊まで読んで、掲載されている詩の全てが気に入ったのは、黒田三郎の詩であった。
『黒田三郎』は、大岡信と谷川俊太郎の編集による<現代の詩人 全12巻>の中に含まれれいる。
『日本の詩』を読了したら、黒田三郎の詩集を読みたい。
寒くもなく、風もなく、散歩に適した今日であったが、なんとなく気が進まない。無理は禁物と思い、ソファに座って、数独は一日2問と決めているのに、3問目を解いてみたり、身近に置いている読みかけの本を読んでみたり、運動不足の一日を過ごした。
あの道を歩けば、そろそろウグイスの声が聞けるだろう、と思いながら、気持ちが乗らなかった。
家の周りを幾度か歩いただけであった。
家の周りを幾度か歩いただけであった。
冬庭は、殺風景である。
今は、ロウバイとスイセンが咲いているだけ。
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前庭に向かっているとき、私の気配を察して、ヒヨドリが、バタバタと隣家の裏庭に向かって飛び去った。
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前庭に向かっているとき、私の気配を察して、ヒヨドリが、バタバタと隣家の裏庭に向かって飛び去った。
イタズラをしていたに違いないと思いつつ、前庭に出ると、マンリョウの赤い実が、みな食べられていた。幾本かあるマンリョウの実は、悉くなくなっている。
ナンテンの実も。
淡黄色のマンリョウの実さえも。
がっかりする。
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