ぶらぶら人生

心の呟き

心寂しく

2018-04-23 | 身辺雑記
4月22日

窓からの眺め
22日、午前の空




斜交いの、Yさんの住んでおられた部屋が、
急に静かになった。
8時ころから、家族の人が来られ、
荷物の運び出しなどなさっている様子だった。

物音が聞こえなくなると同時に、
Yさんも施設を出て行かれたのだ。

朝、お別れはしておいたけれど……。
深交があったわけでもないのに、
やはりポカリと穴が開いたような寂しさだ。

施設では、個人情報は語られなので、理由はわからない。
が、自立がむずかしくなられたのかもしれない。

蟠竜湖の近くにある施設に移られるのだという。
(ご本人から聞いた話。)
海辺の生活から、湖畔の生活へ。
今後、再びお会いすることはないだろう。

新しい環境に、順応されるタイプの方ではあるが、
新居で心和んで、新しい生活を始めておられるのだろうか?

施設の生活を初めて1年と4か月になる。
幾人もの方とお別れしてきた。
同じフロアに生活してきただけなのに、
寂しい思いを繰り返している。



夕方、5時前の空。
落日は雲の影に、白い円となって。


落日は見えず。かすかな夕焼け。

今日(23日)、Kさんもアパートへ引越しされる。
彼女は、69歳。
持病はお持ちだが、今も自炊をなさっているのだから、
自由な場所で生活なさるのはいいことだと思う。
私個人としては、まともな会話を交わせる人がいなくなって寂しいけれど。

自立した生活が可能な限り、私は施設のお世話になるだろう。
とはいえ、私自身の明日も、不定である。
コメント
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