ぶらぶら人生

心の呟き

水仙の里まで

2013-12-26 | 散歩道
 昨日は、久々の晴天だった。
 年末までの天気予報によれば、昨日のほかは、雨(ときには雪)や曇りばかり。

 11月中旬に、崖の草刈り、庭の草取り、溝掃除など、外周りの一切の仕事を業者にしていただいた。
 ところが、その後に強風の吹く幾日かがあり、きれいになっていた溝は、崖上から落ちてきた茅や枯れ草で埋まってしまった。

 そこで、気力を奮い立たせて、溝の掃除をした。
 雨の日が多かったせいで、落ち葉は水を含んで、大変だった。
 溝掃除用の十能で、掬い上げては、ゴミ出し用の袋に入れた。

 仕事完了までに要した時間は、40分。
 ゴミの重さは、10キロ近くありそうだった。
 今日はゴミ出し日なので、片付けも終えることができた。、
 ほっとしている。


 
 
 溝掃除だけでも過酷な労働だったのに、ひと休みした後、お天気に誘われて散歩に出かけた。
 <水仙の里>を目指して。
 もちろん、杖を頼りに。
 80歳の終わりに、4キロ歩けるかどうかを試したかったのだ。
 水仙は、まだ見頃には遠いことはわかっていたのだけど…。
 
 水仙は予想通り、わずかに咲いているだけだった。
 左下の群生は、畑に植えられていたもの。


   

          

 ただ、日本海や木々を眺め、潮騒の音や木の間で鳴く小鳥のさえずりを楽しみながら歩いた。

 最初の標識が頭上に見える場所まで、家から500メートルはある。
 そこから1・5キロ。
 行きは、900メートル上って、600メートル下る。
 帰りは、その逆になる。
 かなりの急坂である。
 息切れして、歩みを止めるひと時もあった。

   

   


 沖のはるかに浮かぶ高島を木の間に眺めたり、唐音の蛇岩を眺めたり…。
 島の東側にある白い灯台まで、眺めることができた。
 それほどの好天であったということである。
 帰途、もう一度高島を眺めると、島の西から東に向かう船が見えた。

   

   

   

               
                    東に進む白い船

 木々の木の実を眺めるのも、散歩の楽しみだ。
 小鳥たちのエサは、ふんだんにある。

   

   

 帰途、彼方に、淡い色の遠い山を見つけた。
 大麻山?
 大麻山が、この地から見えるのだろうか?

                 

 往復4キロを、無事歩くことができた。
 心地よかったけれど、疲れた。
 要した時間は80分。(立ち止まって風景を眺めたり、水仙の里で、ベンチに腰かけ、ひと休みした時間も含めて。)

 人には一人も出会わなかった。
 が、車は、結構走っていた。水仙の里へ向かう小道を。
 駐車場にも、数台止まっていた。
 県外ナンバーでは、福井、広島(2台)、山口があった。
 水仙だけが目当てだったとすれば、落胆度は大きかったに違いない。

 昨年は、いつ水仙の里を訪ねたのだろう?
 考えても、定かな記憶が蘇らないので、ブログのカテゴリーの一つ<散歩道>を開けてみた。
 今年の初め、1月12日(この時、杖の必要を感じて、買い求めたのだった)と、2月17日に行っている。
 すると、今回は3度目ということだ。
 昨年は、一度も行っていない。
 そのさらに前は、2011年の12月31日(大晦日)の日に訪れている。
 その年は、水仙が早く咲き、すでに満開であった。
 年ごとに咲き時期は、ずいぶん異なるようだ。 
コメント
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