ぶらぶら人生

心の呟き

M美容院の室礼(しつらい)

2013-09-16 | 身辺雑記
 台風一過。
 余波の風が、午前中は、木々の枝を揺らしていた。

 予約していたM美容院へ、髪の手入れに出かけた。
 鏡を前にして坐ると、当然、後ろ側の風景が鏡の中に見える。

 やがて訪れる仲秋の名月に備え、美容室の一隅に、<室礼>が施されていた。

         

 M美容院の美容師は、みんな若い方ばかりだ。
 話し合って、作られたものらしい。
 
 ウサギのいる満月。お月見団子。ウサギとススキに代わる植物も添えてある。
 同じ棚には、M美容院のシャンプーなども置いてあった。
 
 一つの棚に、M美容院らしい<室礼>があって、心が和んだ。
 出来映え云々よりも、季節感を味わえるのが楽しい。

       
          ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆  


 台風18号の被害は大きく、京都府、福井県、滋賀県などの被災状況をテレビで見て、惨状に心が傷んだ。
 同じ夜、各地に竜巻被害もあったようだ。
 
 昨夜は、台風の進路からは遠く離れた当地でも、風がかなり強かった。
 風軍団が唸りながら、家の周囲を走っている感じだった。

 今朝、裏口から、外を眺めた。
 三つ並べたゴミ箱の蓋が、一つだけ飛んでいた。
 この程度でよかったと、一安心。
 ところが、一応、家の周囲を見ておこうと思い、家の横に回って驚いた。
 横塀の一部、長さ一間分が、倒れているのだ。
 さらに、M美容院に出かけようとして、裏側の門扉も、いたんでいるのに気づいた。

 帰宅後、早速、業者に相談した。
 幸い、隣家に、その関係者がおられる。
 倒れた塀は、その場で片付けてくださった。


 (追記 後日、エクステリア工事<こんなところでもカタカナ語が遣われている。インテリアの
      対義語であるエクステリア>の見積書を届けてくださった。
      かなりの出費になりそうだ。
      台風被害で家も家財も失ってしまわれた人のことを思えば、文句はいえないけれど、私に
      とっては、相当こたえる金額である。)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする