芍薬が、次々咲いている。
今朝、開いた芍薬は、ほのかに紅色を帯びていた。
蕾のときはピンク色をしていても、開花すれば紅は消え、生来白い花であったかのような顔をしている場合が多い。
白の清楚さだけがとりえと眺めていた芍薬の中にあって、今日の花は、咲いてなお紅を留めているのだった。
その妙なる姿は、乙女の趣である。(写真)
高浜虚子の句を思い出した。
白牡丹といふといへども紅ほのか
わが庭に咲いているのは牡丹ではなく、芍薬なのだが…。
今朝、開いた芍薬は、ほのかに紅色を帯びていた。
蕾のときはピンク色をしていても、開花すれば紅は消え、生来白い花であったかのような顔をしている場合が多い。
白の清楚さだけがとりえと眺めていた芍薬の中にあって、今日の花は、咲いてなお紅を留めているのだった。
その妙なる姿は、乙女の趣である。(写真)
高浜虚子の句を思い出した。
白牡丹といふといへども紅ほのか
わが庭に咲いているのは牡丹ではなく、芍薬なのだが…。