ぶらぶら人生

心の呟き

優勝戦 横浜対清峰

2006-04-04 | 身辺雑記
 今週はお花見に徹し、今日は萩の指月公園に出かけてみよう、昨夜来そう考えていたのだが、お天気は西から崩れると、昨夜の天気予報が報じていた。予報どおり、朝から曇り空。夕方を待たずに降りだしそうな気配である。「花曇」程度ならよいとして、傘を差してまで桜を眺めることもない、そう思い直して、今日は家で過ごすことにした。
 三時前には雨になったので、結局出かけなかったのは正解だった。

 そこで、春の選抜高校野球の、決勝戦だけでも見て楽しもうと、テレビをつけた。
 この春の試合はほとんど見なかった。地元の高校が選抜からもれていることも大いに関係ありそうだが、プロ野球もひっくるめて、一時より野球への関心が薄れてきた。どこが勝っても負けても、私の生活に関わりはない、そんな冷めた気持ちがどこかに潜んでいる。こういう心境は、或いは精神の老化を物語るのかもしれないと危険信号のように考えてもみるのだが、年々自分の嗜好が変わっても不思議はないと、別の私が弁護する。
 長崎の片田舎の清峰高校が優勝決定戦まで戦い抜いた、それだけで大変見事だと思う。全国から有力選手をかき集めているわけでもなく、地元の生徒たちが地道に努力して立ち上がってきたのは、立派なことだ。
 だが、伝統と実力のある横浜には立ち打ちできなかった。5点を先取されたところで、見込みのないことを悟って、私はテレビを消した。実力の歴然たる違いが感じられたので。
 二位で十分!
 (全く得点できなかったことは、後で知った。残念だが仕方ない。21点は献上しすぎだが、これも仕方ない。)
 私はそれほど自覚していたわけではないが、心の中で清峰を応援していたようだ。
 どちらかといえば、常に弱者に心を引かれる。
 プロ野球でも、強力な選手をお金で集める球団より、自力で精一杯頑張る球団が好きだ。広島ファンであることは今も変わらない。
 
コメント
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