ドローンの侵入でGatwick空港が大混乱

2018-12-21 11:08:55 | タナカ君的日常
8軸ドローン

 ロンドン南方40kmにある Gatwick Airport、 その空港への離発着が禁止され、 着陸予定便は周辺空港ないしは近隣国の空港への着陸措置がとられ、 出発便の長時間に及ぶ離陸待や出発キャンセル等の異常事態が現地時間19日夜に発生し、 1万人以上の乗客に悪影響が出た様だ。

 BBCのニュースサイトでは、 その混乱の様子を ”Gatwick drone chaos: Airport shuts for second night ”のタイトルで伝えていた。 原因は滑走路等のある空港域内にドローンの侵入・飛行が確認されたからだと言う。

 空港内では鳥の群れが滑走路周辺で確認された場合、 ジェットエンジンへの吸入によるエンジントラブルを回避するために、 鳥を追い払う等の措置を講じてから離発着を許可するなんて事を聞いた事があるから、 ドローンの場合もその様な懸念に対処する為なのだろうか? BBCニュースに依れば、テロの可能性は薄いとか、 小型なおもちゃのドローンとは異なり、 工業用のそれなりのサイズのドローンであると報じている。

 最近、 おもちゃのドローンを購入して遊んでいる僕としては大いに興味を惹くニュースでした。


 所で工業用のドローンと言えば、 10月にビッグハットで開催されたロボット展にも何社かが、 ドローンを展示していました。 その時に撮影したドローンの写真はブログに載せる事をしませんでしたが、今回はTop写真として、 送電線の点検に使用する目的で東京電力開発の、 GPS機能の搭載した少し大型の物(Top写真)と、


4軸小型ドローン

 産総研展示コーナーに在った、キャタピラ台車に搭載されたおもちゃサイズのドローンの写真をUpしました。

 しかしドローンを空港内に侵入させると、 これだけの混乱を引き起こせるとなると、 今後も同様な混乱を狙う輩も出て来るだろうな。 俺が乗客の時にそんな事に出くわさないで済む事を願うのみ。 
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