ソフトバンクで通信障害

2018-12-07 12:16:19 | タナカ君的日常
 12月6日午後から半日以上に渡ってスマホ等の通信回線が「圏外」表示などとなって、 通話もインターネットアクセスも利用不能となる事態が発生した。 我が家の妻のスマホも影響を受けました。 これは日本だけで発生した障害では無く、 イギリス等の外国でも同様な通信障害が発生した。 「SoftBankを含めて、Ericsson社のネットワーク制御を司るソフトを組み込んだネットワークを使用していた通信会社では同じ不具合が発生した」と報道されているのだ。

 そして、 ソフトバンクでの昨夜の復旧は制御ソフトを旧バージョンに戻しての対処だったと聞く。

 人間の作るソフトウエア、 ミスの混入は完全には避けられ無い。 それが当然の事なのだが、  原子力発電所の制御、 交通管制システム、 すべての分野にソフトウェアは組み込まれて世の中が動いている。 これからの車は自動運転分野に5G(高速通信網)の利用を前提とし、 制御ソフトの肥大化や情報ネットワークへの依存の高まりは留まることを知らない。 まあ、仮にソフトウエアに問題が無くて完全無欠だったところで、 動作に必要な電源の喪失で一巻の終わりになってしまう事は福島原発での、

 冷却水不足 > 水素爆発 > 原子炉破壊 > 核物質汚染

の大惨事で経験済みだ。

 とにかく、どこかの馬鹿が核爆弾を高々度で爆発させれば、放射性物質が原因での人間への被害が出なくても・・・  爆発時に発生する高エネルギーを持った荷電粒子がスマホ等に内蔵されたメモリー素子の内部を壊して、使い物にならなくしたり。 送電網、通信網に接続されている機器に多大なダメージを与えると聞く。 それは落雷で時折経験する事のある、 家電やパソコンの誤動作や損傷の比では無いと言う。

 僕たちはそんな危うい環境で暮らしている事を忘れない様にしなくちゃね。
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