氏より育ち ・ 斜めになった樹

2013-08-28 08:42:13 | ヤナバ生活
 幹が斜めに成長した樹、 八百屋で売っている人参に較べたらやけにヒゲ根の多い姿した人参。 どうしてそんな風に育ったのか?

[ヒゲ根の多い人参」
 左側の人参はスーパー等の売で普通に売っている人参、右側3本はショージ君が畑で栽培した人参。
「オラの畑は放ったらかし農法でせ・・・」が口癖の日曜菜園に種蒔かれた普通の人参の種。 これも成長するために必要な養分を地中から吸収するために胴体を分岐させ、ひげ根を出した方が都合よいと判断して、人参がこんな姿になったんでしょうね。


[幹が斜めに成長した樹]
 ヤナバの山荘の東に隣接したお宅は広い敷地のほとんどの樹木が伐採されていて、陽の光が燦々とあたっています。 一方でこちら側の敷地には樹木が密生していて林の中の日当たりはとても少なくなってます。 そこで敷地境界付近に芽生えた樹は生き残り子孫を残すために必要な太陽光エネルギー確保するために、日差しタップリの隣接地の空間目指して自らの姿勢を変えて斜めに成長して行ったのです。 枝だって陽の当たる東側の方向にしか伸ばしません、西側に枝を伸ばしたって陽の光を浴びられなくてエネルギー効率悪いから、そんな無駄な事は出来ません。  だから、こんな風に斜めになったのです。 ちなみにこの斜めになった樹の周辺にあった他の樹は今年の夏に伐りました。





 そう言えば、人間にも「氏より育ち」そんな例えがありますか。
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