ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

秋から始まった物語 その19

2019-09-18 00:02:26 | 日記
・・・〝KISS ONE MORE TIME〟は、Tommy february ⁶ で唯一、好きな曲。 よって、マキシシングルしか購入していない。 この曲には、僕がしばしば使う 「初めて聴いた瞬間から懐かしかった」 という表現が当てはまる ・・・

・・・ 毎年秋になると時折、この曲のイントロから既に始まっているメインのコード進行に似た曲がリリースされたり、CM で流れたりする。 恐らくこのニュアンスには、日本人の深層心理に〝秋〟を訴え、実感させる力があるんだろう ・・・


2年前のちょうど今頃、〝秋から始まった物語 その9〟 というタイトルで、こんなことを書きました。


そして今年もまた 「日本人の深層心理に〝秋〟を訴え、実感させる曲」 が流れている。


〝 夜明けまで強がらなくてもいい 〟・・・ 〝KISS ONE MORE TIME〟 の他、〝田園〟 〝Wake Me Up〟 〝ワタリドリ〟 などのテイストが鏤められたこの曲にも、「初めて聴いた瞬間から懐かしかった」 という表現が当てはまる。


アイドルグループに偏見があるなら、シンプルなメロディと馴染み深いコード進行で綴られたこの曲をイントロからピアノで弾いてみるといい。  プレーンになると色眼鏡から解放され、自身の感性に素直になれるはずだ。

9月4日のシングルリリースに先駆けて8月28日に配信が開始されたこの曲は、季節移ろう 令和元年の今 を、どこまでも物哀しい空色、澄み切った空気感で見事に染め上げている。




いつか年月を経たある日

2019.9 の辛かったこと、苦しかったこと、悲しかったこと、切なかったこと、楽しかったこと、嬉しかったこと、愛しかったこと、感動したことを、この曲をふと耳にした少なくない誰かが想い出し、2019.9 を振り返るだろう。

そんな不思議な力を音楽は持っている。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 洗濯適正日の判断ロジック | トップ | 隣国ではなく隣家と考えれば... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事