懐かしい場所

頼むのはいつも〇〇〇〇〇。
変わらない味。　美味しくないけど懐かしい。


ここへ来ると、時空を超えて当時に戻ったかのような錯覚を覚える。
そして、毎回想い出す。

この景色を眺めながら、新制度や危機打開策、人事案や業務効率化、そして子供の進学や資金等々、様々なことを考えていたな。

この街を出て１０年経ったのに…


当時の住まいは、ここからバスで５分ほど。
色々なことがあったけど、そこはバタバタと生活感に満ちた温かい空間だった。


日常は、やがて当たり前になり、その有難味を忘れる。
不足ばかりだと思っていても、それは恵まれた時間。


時間は二度と戻らない。

だから、たまには過去を振り返る。
今を再確認するために。




もう帰ろう。
今住んでいる街へ。