台風が通り過ぎて

強風で揺らぎ落ちる雨、窓越しに響く低く荒ぶる音を聞きながら、気が付けば４時。

ベッドの向きに逆らって窓側を頭に、カーテン全開にして外を眺めながら、そのまま寝入って起きたのは１２時。　 既に晴れて気温もかなり上昇している。

１３時過ぎにエレベーターで１階へ下りると、管理会社の清掃員はまだ仕事中。
いつもは昼の１２時までで業務終了なのに。


メールボックスを確認して外へ出ると、そこにはビニール袋に収められた大量のゴミ。
そう、風で飛ばされてきたマンション周りのゴミ一掃のための時間延長。

「大変だったでしょ、有難う」 と感謝の言葉をかけ、部屋へ戻る。
マンションで本当に良かった。


直撃した千葉では一部で停電と断水が続いている。
台風一過と元々の異常気象で昼も夜も暑く、その大変さは想像を絶する。

いかにマンション暮らしであっても、停電したら？ 断水したら？
トイレもシャワーもエアコンも照明も TV もエレベーターも ・・・ おまけに停電による基地局ダウンで携帯も使えないとか。

こんなときは、韓国や内閣改造より千葉だろう。
これだけ報道が少ないと 「『あの程度は災害ではない』とでも言いたいのか？」 などと思ってしまう。




フォトは京王線 柴崎駅付近の甲州街道。
多摩北部も暴風だったのだ。