ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

「はい、終わり」 にならなかった日本

2019-01-25 18:03:02 | 日記
堺市煽り運転殺人事件への殺人罪適用に 「異例の判決」 という見出しも見られる。

“酒飲んで車を運転して、追い越したバイクを、加速し車線変更を繰り返して他の車の間をすり抜け、ハイビームでパッシング浴びせクラクション鳴らして時速100㎞で1分間追い回し、とどめに追突する” という行為は間違いなく殺人だろう。


「はい、終わり」・・・ 追突により被害者を殺害した直後に発したこの一言に、この殺人者の劣悪さが凝縮されている。


万が一司法の歪んだ屁理屈により、殺人罪が適用されていなかったら ・・・ 煽り運転をしてしまう卑しき同類を勇気づけるだけでなく、「殺人するなら煽り運転で」 という闇の認識を誘発し、日本が 「はい、終わり」 になりうるリスクもあった。

何より、“加害者本人と弁護人、そして裁判官による、悲しみに暮れる被害者遺族に対する陰湿で冷酷非道な仕打ち“ となっただろう。 今回、殺人罪が適用されて本当に良かった。


刑期の天井が低いようだが、夫婦の命を奪った東名煽り運転殺人者を含め、同様の危険行為が認められた輩は運転不適格者として全員、少なくとも運転免許永久停止にすべきだろう。



本件は他人事ではない。 今、そしてこれからハンドルを握る大切なひとが殺されるかも知れないのだから。







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