ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

リビングの照明をリフレッシュ

2018-02-25 00:02:11 | 日記
LED普及前に建てられた、うちのマンション。 引っ越した当時、寝室、客間、リビングの1基 (3LDK から2LDK へのリフォームで、リビングに統合した部屋)、トイレ、洗面、浴室は LED に変えたものの、リビングの2基と流し台前方、洗面台内蔵の照明は蛍光灯のまま。

「いつかは・・・」 などと考えているうちに、竣工時から設置されていたというリビング照明の片方が点滅開始。 まー、1基だけでも十分な明るさがあるので急がず慌てず、対応プランをのんびり考えることになりました。

プラン1は、2基の買い替え。 実は、寝室と客間の LED照明とリビングの1基は同一機種。 従って、これらをリビングに集結させ、寝室と客間の照明を新規購入するという、最も常識的な発想。 ネットで調べたところ、LEDシーリングライトは十分安い。

プラン2は、シーリングライト本体はそのままに、蛍光管を LED化するというもの。 さっそくネットで確認したところ、思いの外コスト高だったのでボツに。

プラン3は、蛍光管交換。 対象の2基は、点灯パターンを切り替える紐が邪魔だったので、リフォーム業者に本体の中へと巻き上げてもらっており、そのオペレーションは壁面スイッチによる ON/OFF だけ。 調光は LED の方で間に合っている。

結局、選択したのはプラン3。 理由は、ちょっとレトロなデザインが気に入っているから。 但し、40形+30形点灯という従前の設定では明る過ぎるため、40型だけが点灯するよう、切り替えスイッチで設定変更。

この時点で気になったのが、転居当時の 「蛍光灯と LED の色仕様が違うんじゃない?」 という Sくんの指摘。 勿論、蛍光灯も LED も昼光色なんだけど、LED は全点灯で電球色と MIX されるため、蛍光灯の方が青味がかって見える。 こうなると、選択肢は昼白色のみ。

更には、LED の40,000時間に迫る、15,000~20,000時間を実現した長寿命モデルも検討したけど、今回はフォトの通り、38W で3,530lm という高効率型にしました。 併せて、40形用点灯管も発注。 蛍光管2本と点灯管2個の購入で、税込合計2,196円。

その寿命や電気代から換算すれば、7,000円以下の LED照明に買い替えた方が得だし、今や6畳用のシーリングライトは5,000円程度で買える。 でも、コストだけで割り切れないのが趣味の世界。 愛用のギターアンプだって真空管だ。

翌日、商品が届いた時点で古くなった蛍光管を全て取り外し、先ず40形用点灯管を交換。 一方、30形用点灯管と豆球は、計画通りに残置。

念のため、豆球の状態を確認すべく、外そうとしたところ、1基のガラス球が根元から割れ、取れてしまった。 幸い、摘んだ手から落とさなかったこと、切れ目を入れたかの如く丸ごと綺麗に割れ外れたことから、破片がなく、怪我もなし。

かくして、フィラメント剥き出しとなった豆球をどうしようか迷ったけど、設置したままの除去は危険。 さりとて本体を天井から外し降ろすのは面倒だし、いずれにせよ豆球側には電流は流れないし、そのまま残置することで妥協。

仕切り直して、新しい40形を装着し、清拭したシーリングカバーを取り付けて、いざ点灯! 当然のことながら、蛍光灯の昼白色と LED の昼光色+電球色 MIX とは色調が異なるも、青味がない分、違和感は少なくなった。 照度も十分。

それは、LED の澄み切った輝きとは対照的な、温かく優しい光。 そう言えば以前、蛍光灯は〝昼白色〟を選んでいた。 その色調は、豊かさを求めた夢多き時代を思い出させる。

とは言え、2020年以降のことを考えると、残念ながら今回のリフレッシュが最初で最後か。



前オーナーの Nさんは、鉄道の車内販売員として勤務した後、開業した小さなバーが不幸にも火事になり、その再開に向けて苦労していた頃、このマンションを新築購入したとか。

Nさんが疲れて帰ったこの部屋には、息子さんがいて、このシーリングライトが灯っていた。 それは〝幸せの景色〟だったに違いない。







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