ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

2,660円の安心

2017-09-09 06:53:42 | 日記
嚥下時、喉右奥に異物感が続いたため、病院へ行きました。

診療科は耳鼻咽喉科。 予約していたものの初診なので、まず総合受付へ。 おどおどした女性が差し出した用紙に氏名、生年月日、住所等を記入して待つこと5分程。 発行されたカードが挿されたクリアファイルを渡され、2階の診療科受付へ。

診療科受付に着いたのは予約時刻の20分前。 程なく呼ばれ、紙を渡される。 「えーっと、症状が出たのは先月の30日だな。 喫煙はないが飲酒はあり、と。 焼酎の 〝酎〟 の字をド忘れしたんでハイボールにしとくか」 などと書き込むと、続いて体温計。

実は測定下手で結果が出ないことがしばしば。 腋下で頑なに構えると、5分程であっさり 「ピーピー ・・・ 」 と、か細い音が鳴って、難なくフィニッシュ。 体温は少々高目の36.9度。 そして予約時刻ピッタリに、診察室へのアナウンス。

室内には高校球児のような若い男性医師がいる。 促されて椅子に座り、症状を訴えると、先ずは喉を覗かれ、続いて鼻腔に麻酔を噴霧され、ファイバースコープ登場。 そして10年ぶりの 〝何とも表現し難い気持ち悪さと違和感〟 に耐えること数分。

結果は 「多少炎症はあるかも知れませんが、綺麗で何もありません」 との診断。 「ひよっとしたら癌?」 などと考えていた不安が一気に消失。 医師は礼儀正しく言葉遣いが丁寧で、医療界も変わったものです。 「念のため」 という、うがい薬も抗生物質も不要と回答。

診療科受付に戻り5分程でファイルを渡され、そのまま1階の精算窓口へ。 応対した男性は優しげでハキハキ。 やはり5分程待つと名前が呼ばれ、カード返却と同時に、駐車有無確認をした上、「診察料は自動精算機で」 とのこと。 振り向けば、そこに設置されていた。

操作は簡単スピーディー。 結局、初診手続きやら待ち時間やら含め、1時間程で完了。 外に出ると、陽光明るいままの雨。 折り畳み傘を差し、ウキウキしながら帰途に就く。


かかった費用は2,660円。 医師の一言の大きさ、重みを改めて実感した1時間でした。 それにしても、病院が自宅から door to door で徒歩2分っていうのは便利だ。





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