ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

弱者の間を変質者達が君臨する

2010-04-18 07:32:54 | 日記
宇都宮市平出町の介護老人保健施設「宇都宮シルバーホーム」で、20~30代の5人の職員が、認知症の入所者4人に虐待とみられる行為をしていた。 虐待とみられる行為があったのは2008年から2009年末にかけてで、その手口は次のようなもの。

    男性准看護師が90代女性を車いすからベッドに移動させる際、必要以上に
    高く持ち上げて下ろしたり、80代男性の後頭部を平手でたたいていた。

    女性介護福祉士は上半身裸のオムツ姿で四つんばいになっている80代男性
    の姿を撮影し、同僚に見せて笑い合っていた。

    他の3人の介護福祉士は自分たちの顔に落書きをした後で、80代女性のほお
    にも落書きし、顔料で丸を書き、撮影していた。

今年2月に虐待とみられる行為が判明し、退職した准看護師を除く4人の介護福祉士を訓戒処分としたとのこと。 落書きされた女性の家族には事実関係を報告し謝罪したが、ほかの3人は既に施設を退所しており、連絡は取っていない。

高齢者虐待防止法では、虐待があった際に自治体に通報することを義務付けているが、同法人は把握しながら通報しなかった。 小林孝久高齢福祉部長曰く「これらの行為は精神的な虐待にあたると思うが、直接ケガはなく悪意を持って行ったことではないので通報しなかった」とか。 入所者の人生や尊厳さえも否定する行為を行っておきながら、認識はこの程度だ。

高齢者虐待は被害者側が隠そうとする意識も強いため表面化しにくく、特に施設入所者への虐待は発見が難しいという。 だから、せめて、変質者は採用しないでくれ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする