Mars&Jupiter

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カール・オルフの「プロメテウス」、二俣川から和田町、そして衛星プロメテウス

2007-12-10 07:00:09 | カール・オルフの作品
昨日は二俣川から和田町駅まで歩きました。
途中聴いたのはオルフの「プロメテウス」の第6場から第9場。
「プロメテウス」のCDで私が持っているのは、
ライトナー盤とクーベリック盤である。
登場人物として活躍する歌手たちは全く同じなのだが、
ク―ベリック盤はライブ盤であることもあり、
登場人物をはじめ管弦楽団も気迫みなぎる演奏で、
とても説得力のある演奏となっている。
言葉のもつ表現力とリズムに圧倒されるのだ。

第6場以降、プロメテウスは神ゼウスと対立し、
人間を守ったりし、重要な役割を持っている。
しかもゼウスに物怖じすることもない。
プロメテウスはゼウスの将来を知っている。
それは、クロノスが子のゼウスに追われたように、
やがてはゼウスもその子によって追われることになる。
その運命を予言から知っているのだ。
だから、ゼウスが知りたいと思う予言の話を話さない。
最後は雷鳴や地響きが起こり、岩山は崩れ、
プロメテウスは岩の中に閉じ込められるという話だ。

ところで、プロメテウスというと、土星の衛星の一つ。
リングの中にある衛星で、リングを形成する周囲の粒子に
影響を及ぼしているようだ。
リングの中に閉じ込められているようで、
そんな状況がプロメテウスと似ているのかもしれない。

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