Mars&Jupiter

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三善晃の祝典序曲を聴く

2013-10-18 06:12:00 | 古典~現代音楽日本編
昨日もウォーキングを休みました。
肌寒い時期になってきたので、そろそろまた歩こうと思う。
さて、今回からは日本編に入ろうと思う。
今回は1933年生まれで今年亡くなられた三善晃の作品。
取り上げるのは、1970年に作曲した祝典序曲である。
この作品は大阪万博の開会式のために作曲された作品で、
1970年3月14日岩城宏之指揮、NHK交響楽団の演奏で、
万博会場の野外ステージの「お祭り広場」で初演された作品である。
作曲者の略歴は以前触れたので省略する。
今回聴いたCDは若杉弘指揮、読売日本交響楽団の演奏によるもの。
金管楽器がファンファーレ風に奏でて始まるが、
打楽器がお祭り的な雰囲気を出しながらも、
金管楽器と打楽器が奏でる荒々しいリズムは、
ストラヴィンスキーの「春の祭典」を思わせる。
金管楽器が繰り返すファンファーレ風の音楽と、
強烈なリズムを刻む打楽器により盛り上がりをみせ、
高揚したところで最後終わる。

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