アラン・ペッタション(ペッテション)の交響的楽章を聴く

今回とりあげるのは1911年生まれのペッタション(ペッテション)が、
1973年に作曲した交響的楽章である。
今回聴いたＣＤは、アラン・フランシス指揮、
ＢＢＣスコティッシュ交響楽団の演奏による。
弦楽器と木管楽器で奏でていく旋律は重々しく、
打楽器や金管楽器も加わり、いったん盛り上がったあと、
繰り返し重々しく悲痛な感じの旋律が奏でられていく。
そのあと打楽器・金管楽器中心に荒々しい部分となり、
その叙情的な旋律の部分と荒々しい部分が交互に現れ、
最後は悲痛な旋律が繰り返されて終わる。