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リヒャルト・シュトラウスの「乙女の花」作品22を聴く

2014-03-25 04:01:26 | リヒャルト・シュトラウスの作品
昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげるのはリヒャルト・シュトラウスの作品で、
1888年に作曲された「乙女の花」作品22である。
聴いたCDは、アンドレス・シュミットのバリトン、
ルドルフ・ヤンセンのピアノによる演奏である。
テキストはフェリックス・ダーンによるものである。
第1曲「矢車菊」は、矢車草の青い色を、
乙女の青い瞳の色に見立てた清楚な感じの歌である。
抑えめピアノ伴奏の上で、身近に感じる乙女の美しさを歌う。
第2曲「ポピー(ひなげし)」は、けしの花の
健康的で無邪気な感じを乙女たちに見立てた歌である。
軽快なピアノの伴奏が、元気で無邪気な乙女の様子を描写している。
第3曲「木蔦(キヅタ)」は、目立たない花を、
そして自分だけでは立てず、這い登る花の特性を、
乙女たちに見立てた感じの曲で、穏やかな歌である。
地味であるものの、命の深遠さを感じさせる曲である。
第4曲「睡蓮」は、幻想的で妖精のような睡蓮に、
乙女たちを見立てて、憧れの乙女の姿を描いている。
ピアノ伴奏もその神秘的な魅力を伝えている感じである。
憧れる乙女への静かな想いをロマンティックに歌っている。


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